トクする
2019/05/07

固定資産税のクレジットカード払いのメリットと注意点は?

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
公共料金や税金など、せっかく払うならクレジットカードで払ってポイントを貯めたいと考える人もいるのではないでしょうか。固定資産税は地方税なので、市町村(東京23区内は東京都)によって支払い方法は変わりますが、今回はクレジットカード納付ができる東京都の固定資産税についてご紹介します。

クレジットカード納付とは

(写真=PIXTA)

都税のクレジットカード納付とは、パソコンやスマートフォンからインターネットを利用して、クレジットカードで税金を支払う方法です。金融機関やコンビニエンスストアなどの各種窓口では利用できず、あくまで自宅や外出先などからの、インターネットを使った支払い方法になります。

手続きには、納税通知書・納付書に記載されている「納付番号」「確認番号」「納付区分」が必要になります。記載されていないものは、クレジットカードによる納付はできません。

クレジットカードで固定資産税を払うメリット3つ

(写真=PIXTA)

パソコン、スマホで納税できる

クレジットカード納付を利用すると、金融機関やコンビニの窓口に行かなくても、自宅から税金を納付できます。忙しくてなかなか窓口まで払いに行けない人には、便利な支払い方法といえるでしょう。

ポイントが付く

クレジットカードで払う人が一番期待するのが、各種ポイントが付くことではないでしょうか。固定資産税は年間で数十万円という額になるのが普通なので、ポイントもそれなりに貯まります。ただし、後で紹介するように、クレジットカード納付では決済手数料がかかります。

支払い回数が選べる

固定資産税の納付は、通常は一括払いもしくは年4回に分けての支払いをすることになります。一方、クレジットカード払いであれば、一括払い・分割払い・リボ払いから選ぶことができます。分割払いは3回、5回、6回、10回、12回払いが利用できます。

分割払いやリボ払いの場合は、後に紹介する決済手数料のほか、各カード会社が定める手数料がかかる場合があります。

クレジットカード納付には注意点もあり

(写真=PIXTA)

継続的な支払いではない

一度クレジットカードによる支払いの手続きをしても、継続払いにはならないので、納付の都度支払いをする必要があります。翌年も忘れずに手続きを行いましょう。

納付できるものは100万円未満

クレジットカード払いが利用できるのは税額が100万円未満の納税通知書・納付書のみになります。それを超える場合は、口座振替など他の方法を利用する必要があります。

決済手数料がかかる

飲食店やデパートなどでのクレジットカードの決済手数料は、多くの場合、カード加盟店が負担しています。このとき、納税にかかる手数料を東京都が負担すると、他の納税方法と比較して不公平になります。よって、税金のクレジットカード払いでは、手数料は納税する人が負担する仕組みになっています。

決済手数料は、税額1円から1万円までは73円(消費税込78円)、1万1円から2万円までは146円(消費税込157円)、以降、税額が1万円増えるごとに73円(消費税別)が加算されます。

この手数料については、総務省から各都道府県に通知が出されていますので、地方税のクレジットカード納付を採用している他の府県についても同様の取り扱いになります。

注意点を理解して上手にクレジットカードを利用しよう

(写真=PIXTA)

今回は固定資産税の支払いにクレジットカードを利用できる東京都を例にご紹介しました。クレジットカード払いでは、直接金融機関の窓口に行かなくてもいいことや、ポイントが付くなどメリットがありますが、一度手続きをしても継続払いにならない、決済手数料がかかるなどの注意点もあります。それらの注意点を理解したうえで、うまく利用したいものです。

文・松岡紀史(ファイナンシャル・プランナー、ライツワードFP事務所)

【こちらの記事もおすすめ】
家を買う時に譲れない3つの条件
住宅ローン控除(減税)をフル活用法
2018年にマンション「駆け込み」需要?
実はハイリスクなライフイベントTOP5
40代から始める副業不動産投資
PREV 固定資産税の軽減措置とは?4年目から税額が増える仕組みを知っておこう
NEXT 2019年の自動車税減税は「誰が」「どのくらい」お得になる?

続きを読む