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2019/03/09

東京スター銀行の住宅ローンなら金利0%が可能!?申込条件と注意点

(写真=Have a nice day Photo/Shutterstock.com)
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東京スター銀行は2001年に設立され、経営破綻した東京相和銀行から営業を譲り受けた第二地方銀行です。本店は東京都港区赤坂ですが、2014年に台湾の中国信託商業銀行が買収した外資系銀行でもあります。いざというときに対面相談できる「ファイナンシャル・ラウンジ」も魅力で、金利や手数料にも定評がありますが、ここでは特に住宅ローンについて解説します。

東京スター銀行とは

(写真=leungchopan/Shutterstock.com)

東京スター銀行は、ATMが複数回無料で使えたり、他行宛ての振り込みを実質無料にできたりと、手数料の安さがひとつの特長です。特に他行宛ての振り込みは手数料がかさみがちですが、インターネットバンキングで明細を郵送しない設定にすれば、月3回まで振込手数料を翌月の第一銀行営業日に円普通預金へキャッシュバックしてくれます。

ほかにも外貨為替手数料も安く抑えることができ、手数料を節約したい方におすすめの銀行です。

コンビニATMが月8回実質無料

(写真=PIXTA)

東京スター銀行は、全国のコンビニエンスストアやメガバンク、ゆうちょ銀行のATMと連携しています。手数料が月8回も実質無料になるのでとてもお得。週に2回程度ATMを使う方は、その分ATM手数料を節約することができます。

24時間利用可能な東京スターダイレクト

東京スター銀行のインターネットバンキングは「東京スターダイレクト」と呼ばれます。スマートフォンのアプリやパソコンから利用でき、資産状況がすぐに確認できる分かりやすいデザインが特長。操作が分からないときでも、その場ですぐにチャットで質問ができるので便利です。

給与口座にすると普通預金が超優遇金利に

東京スター銀行の普通預金は「スターワン円普通預金」と呼ばれ、金利は年利0.001%です。このままでは特別高くないのですが、給与振込口座に指定するだけで、一気に100倍の年利0.1%という優遇金利が適用されます。

0.1%というと定期預金の金利にも匹敵する金利ですので、普通預金の金利としては大変良い利率であるといえます。

「スター住宅ローン」の3つの魅力

(写真=PIXTA)

その1:保証料・繰り上げ返済手数料0円

住宅ローンの保証料とは、万が一住宅ローンの返済ができなくなったときのために保証会社に支払うお金です。最近では、銀行のリスク低減にしかならず債務者の救済にならないことから、この保証料を無料にする銀行が出てきています。スター住宅ローンも保証料は無料です。

さらに余裕があって多めに返したいというときも、繰り上げ返済手数料が無料なので安心して返済することができます。

その2:自宅の将来価値を診断してくれる

購入予定物件の将来価値を、立地や人口統計を使って算出してくれます。全国どこでも利用可能で、自宅を活用した老後資金のことまでアドバイスをもらえます。

その3:団信・入院保険料は銀行負担

スター住宅ローンの大きな特徴として、入院費用保険金10万円と、入院期間中は最長6ヵ月間分の返済額相当が保険金で支払われる「就業不能信用費用保険(入院保険)」が無料付帯されます。

これは「スターワン住宅ローン」だと有料付帯なので、間違えないように注意しましょう。

「スターワン住宅ローン」(預金連動型住宅ローン)なら金利ゼロ!?

(写真=PIXTA)

東京スター銀行には、「スター住宅ローン」のほかに「スターワン住宅ローン」という商品があります。預金連動型住宅ローンとも呼ばれ、預金額分の住宅ローン借り入れが金利0%になるものです。預金を口座に確保したまま住宅ローンを組むことができるので、住宅ローン控除を満額で受けながらも金利を減らせます。

ただし金利が高めであること、事務手数料が2.16%(税込み)であること、さらに強制加入のメンテナンスパックによる団体信用生命保険が有料付帯などを考慮すると、一概にお得とは言い切れません。

住宅ローン控除額と比較してみて、どのくらいメリットがあるかを確認し、自分に合ったものを選択することが大切です。

「スターワン住宅ローン」申し込みの注意点

(写真=PIXTA)

勤続年数の条件がある

東京スター銀行の住宅ローンはどちらも申し込み条件が比較的厳しく、「スターワン住宅ローン」は正社員として1年以上、または会社役員・自営業として2年以上の安定した収入があることを公的書類で証明できる方という条件があります。

さらに「スター住宅ローン」の場合は、それに加えて税込み年収600万円以上(単身世帯の場合は税込み年収400万円以上)の方しか申し込めません。

長期固定金利商品がない

東京スター銀行の固定金利プランは最長10年までで、20年や30年など長期固定の金利設定がありません。さらに、変動金利も他行と比較して高め。普通預金金利の優遇や就業不能信用費用保険(入院保険)の付帯など、さまざまな特典を考慮して総合的に判断する必要があります。

事務手数料とメンテナンスパック料がかかる

「スターワン住宅ローン」は、事務手数料が借入額の約2.16%(税込み)かかります。さらに金利が安くなるぶん、「メンテナンスパック料」という保証料の代わりのようなお金が必ずかかります。3つのパックがありますが、一番安いパックでも年率0.3%の金利が上乗せされ、団体信用生命保険は有料付帯です。

一方「スター住宅ローン」は事務手数料2.16%(税込み)がかかる点は同じですが、保証料や保険料は無料です。「スター住宅ローン」と「スターワン住宅ローン」、名称は似ていながらも仕組みが大きく違うので注意が必要です。

独自性の高い東京スター銀行

(写真=PIXTA)

外国籍の方へのサービスが充実しており利用しやすく、実店舗があるのでいざというときに頼りになります。家計簿アプリとも連携をしていたり、普通預金の金利を条件によって引き上げられたりと生活に密着した便利な銀行です。

ただし、細かい条件や商品設計が独特な印象もあります。住宅ローンなど長く利用するものは特によく調べてから他と比較することで、自分に合った借入先やプランを選ぶことができるでしょう。

文・木村茉衣(ファイナンシャル・プランナー)

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