ITリテラシーを証明する資格は?
ITパスポート試験
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験。名前には、世界へ羽ばたくために必要な「パスポート」のように、取得することで世界のIT社会で活躍できるようにという願いが込められています。国家試験で初めてCBT(コンピューターを利用した試験)方式を導入したということでも有名です。
情報セキュリティマネジメント試験
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から組織を守るための基本的スキルを認定する国家試験です。先述のITパスポートからさらにステップアップしたい人におすすめという位置付けになっています。
IC3
IC3(アイシースリー)は、コンピュータやインターネットに関する基礎知識とスキルを総合的に証明できる国際資格で、世界150数か国、25以上の言語で実施されています。公式ホームページに「転職時のアピールポイントにも使える」という文言があるように、自身のITリテラシーをアピールする強い味方になってくれそうです。IC3とは(Internet And Computing Core Certification)の略で、試験は「コンピューティング ファンダメンタルズ」「キー アプリケーションズ」「リビング オンライン」の3部門に分かれています。
P検
ICTプロフィシエンシー検定試験(通称:P検)は、「公平・公正・中立」を掲げたパーソナルコンピュータの知識も含む、総合的なICT(情報通信技術)活用能力を問う試験。資格としては民間資格に分類され、以前はパソコン検定試験と呼ばれていました。
他にも情報検定、日商PC検定など様々な資格があります。どれも基本的には受験資格は特に問わないものばかりですので、気になるものがあれば受験してみても良いかもしれません。(P検の1級は、2級をすでに取得していることが必須)
まとめ
おそらく社内には、こういった資格を取得したり、研修を受けている専任担当の方がいることでしょう。しかし、彼らがいるから何かあっても安心と考えず、自らもITリテラシーをきちんと身につけておきましょう。例えば、コンピューターがフリーズした時にどうすればいいかわからない、印刷の仕方がわからない…のでは仕事になりませんし、休み時間にSNSを開けば、自分のツイートが大炎上!では困りますよね。日々移り変わるITを取り巻く環境、そこに対して自分がどう向き合うかをしっかりと考えましょう。
・個人レベルでセキュリティや炎上への意識を高める
・コンピューターの効率的な使い方を抑える
・膨大なデータベースの中からも正しい情報を拾い、活用する
あーっ、プリンターの電源入ってないわよ!
もしかしてこれが原因なんじゃないの?
えっ!?通りで印刷できないわけだ…
これは失礼しました!!
これはITリテラシー以前の問題ね…!
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