宇都宮には、約2000年前に火山灰や軽石が堆積して生まれた大谷石の採掘場だった大谷資料館があります。宇都宮観光の人気スポットの1つである大谷資料館や、宇都宮餃子のお店を楽しむ日帰り旅行プランをご提案します。
【8:42】東京駅を出発
今回はJR上野東京ライン・宇都宮行きに乗車します。IC料金で片道1,944円(往復3,888円)です。
普通電車を利用した場合は、東京~宇都宮間は約2時間かかります。ちなみに新幹線を利用した場合は50分程ですが、自由席を利用した場合、乗車券と合わせて片道4,410円かかります。
参考:都内から宇都宮迄の交通手段について
今回の「宇都宮日帰り1万円旅」では、新幹線の発着駅でもある東京駅を基準としており、先述の通りJR上野東京ライン・宇都宮行きに乗車しましたが、JRを利用した宇都宮までの切符は他に以下の方法が考えられます。
休日おでかけパスは土休日や指定の利用期間において特定のフリーエリア内を乗降り自由にできる切符です。有効期限は1日で2,670円します。ただ宇都宮に行く場合、フリーエリアが自治医大駅迄となりますので、自治医大駅から宇都宮駅まではIC料金で片道324円別途かかり、往復の交通費は往復で3,318円となります。
休日おでかけパスの利用期間やフリーエリア等についてはコチラをご覧下さい。
2)青春18きっぷを利用する。
青春18きっぷは5回分(または5人分)11,850円する切符ですが、特定の期間内なら全国のJRを1回当り2,370円で乗降り自由になる切符です。利用期間内の移動であれば、この切符が一番安くなります。
青春18きっぷの詳細についてはコチラをご覧下さい。
## 【10:35】宇都宮駅に到着、大谷観光一日乗車券を購入 宇都宮での移動はバスを利用します。まずは宇都宮市観光案内所(JR宇都宮駅・在来線改札口そば)で、大谷観光一日乗車券を購入しましょう。年末年始等の休業日を除く全日(9:00~14:50)営業しています。 大谷資料館の入場券(大人800円)と大谷観音(大谷寺)拝観券(大人400円)が付いて料金は大人1,750円ですが、大谷資料館、大谷観音を観光し、バスで往復(宇都宮駅~資料館入口:往復900円)するだけで2,100円しますので、350円お得となっています。なお、大谷石資料館のある資料館入口までの全区画で乗降り自由なだけでなく、割引などの特典が受けられる施設もありますので、大谷観光には必須の切符です。 大谷観光一日乗車券の詳細についてはコチラをご覧下さい。
*写真では大人1,600円となっていますが、2019年8月現在は大人1,750円となっています。
【11:00】宇都宮餃子館 西口駅前中央店
宇都宮グルメと言えば餃子で、宇都宮市内には餃子のお店がいくつもあります。駅前にもいくつかお店がありますが、大谷資料館へ行くバス乗り場のある西口の「宇都宮餃子館 西口駅前中央店」で、少し早めのお昼ご飯はいかがでしょうか。
早朝6時30分より営業していて、いろいろな種類の餃子を300円から楽しむことができます。好きな味の餃子を注文するのもいいですが、12種類の餃子を一度に食べ比べできる「12種食べくらべ(税込850円)」もオススメです。「宇都宮餃子館 西口駅前中央店」のメニューなどはコチラをご覧下さい。
## 【13:15】大谷寺と平和観音 まずは大谷石資料館に行く前に、大谷観光一日乗車券で入場できる大谷寺(おおやじ)に寄ります。大谷寺は「大谷観音前」から徒歩3分程の所にある洞窟に包まれたようなお寺で、弘法大師が作ったとされる高さ4mの日本最古の石窟仏の千手観音(大谷観音)があります。通常、大人400円の拝観料がかかりますが、大谷観光一日乗車券にはこの拝観券も付いているので拝観料を支払わずに見ることができます。
境内には弁財天が祀られている赤い弁天堂があり、その横には頭をさするとご利益があると言われている白へびもいるので、是非参拝後に頭を軽くさすってみて下さい。
近くには戦没者の慰霊と世界平和を祈念する為に、大谷石採石場跡の壁面に昭和23年から6年の歳月をかけて総手彫りで彫られた、高さ27mの平和観音があります。平和観音の横には階段があり、観音様の顔を間近に見る事もできますので、是非、平和観音にも寄ってみてはどうでしょうか。
徒歩8~10分またはバス「資料館入口」より徒歩5分