12月は師走とも表現されます。その由来は「師(=僧侶や先生など、普段は落ち着いている人)も走り回るほどに慌ただしい月」。現代でも年末は仕事納めに向けて多忙だという人が多いのではないでしょうか?さて、そんな忙しい中でも準備しておきたいのが、年末年始に向けて必要なお金の用意。年末年始はクリスマスなどのイベントや連休もあり、家族や親戚が集まる数少ない機会、プレゼントやお年玉、食事など何かと入り用なタイミングです。また、年末年始はATMや銀行も取り扱いを中止してしまう可能性が高いので、それを見越して手元に現金を用意しておく必要も出てきます。
年末年始の出費、何がある?
クリスマスプレゼント
年末年始は、子どもが主役になるイベントが続きます。中でも子どもが楽しみにしているのはクリスマス。ケーキや食事、プレゼントも用意するとなればそれなりの金額は必要です。それでも子ども達の喜ぶ顔を見れば、「出費」という気持ちなどなくなるはず!
お年玉
クリスマスが終わったら、今度はお正月。自分の子どもはもちろん、親戚の子どもにもお年玉を渡すことを計画しなければなりません。
お年玉の相場は、地域にもよりますが
未就学児 | 1,000円 |
小学校低学年 | 2,000円 |
小学校高学年 | 3,000円 |
中学生 | 5,000円 |
という調査結果もあるようです。(参考:Oisixおせち2018)
いくら包むかを迷ったら、この金額を参考にしてみても良いかもしれません。
食事代
すでに予約している人もいるかと思いますが、クリスマスのケーキやチキン、お正月のおせち料理や蟹など、食卓が豪華になるこの時期は食事代も一つの出費です。特におせち料理や蟹は、数万円単位のお買い物。高額ではありますが、1年に1度のもの。せっかくなら美味しいと評判のものを選びたいですね。
買い物
年末年始は商業施設でのセールや福袋の販売もあり、お得さにつられてついつい買いすぎてしまう…財布の紐が緩む時期ですので気をつけたいですが、自分へのご褒美として買い物をしてしまう人も多いのではないでしょうか。また、自分や家族の買い物だけでなく、親戚の家や帰省の際に持っていく手土産など「お渡しするもの」の予算も考えなければなりません。
ガソリン代・交通費
年末年始は移動も増えます。初詣、親戚の家、帰省、レジャー…色々な行き先がありますね。見落としがちですが、車の移動にかかるガソリン代・その他交通費も出費の一つです。特に遠方へ赴く場合は飛行機代などもあり、大きな額になりますね。