NG3.「〇〇しなきゃいけない」で行動する
結婚したいなら結婚相談所に行かなきゃ、見合いをセッティングされたなら会いに行かなきゃ……。婚活している女性には、このような「〇〇しなきゃ」=「have to」に捕われている方が多いのです。
けれど、そんな強迫観念的な気持ちに駆られて良い恋愛ができるでしょうか。大事なのは、自分が「〇〇したい」=「want to」の気持ち。婚活していても「want to」がないならば、一旦は婚活を休止した方がいいくらいです。
そうなった時に必要なのが「want to」の育て直し。恋では駄目なら仕事でやりたいことを探すでもいいですし、「あのスイーツを食べたい」とか「あの服が欲しい」とか、些細な欲求でもいいのです。貴方の中にある「want to」をもう一度見つけてあげてください。
義務感で動いていて出会える男性は、どうしてもあなたに制限を押し付けてきます。あなたが楽しい気持ちで行動して出会える男性はあなたを喜ばせてくれることが大前提になっていることが多いです。恋愛のマッチングも心理の活用をすると苦しさから解放されますよ。
NG4.相手を「減点法」で値踏みする
素敵な男性だと思ったけれど、デートを重ねていくうちに嫌なところが目についてガッカリ……なんて経験をした女性は多いのではないでしょうか。
それは自分の中で完璧な理想の男性像を作り上げてしまっていることが原因。現実の男性がその理想から離れれば離れるほど、感情がマイナスになり100点満点から引き算されていく、いわゆる「減点法」で相手をジャッジしてしまっているのです。
そういった場合、いま目の前にいる現実の男性と向き合っていません。「理想に2割くらい足りない」「あそこさえ変われば完璧なのに」…そんな気持ちで会っていても決して楽しくはないはず。「想像とは違ったけど〇〇なところが良かった」という具合に、良いところを探す「加点法」に切り替えてみましょう。
どうしても足りないところに目がいってしまう場合、私の知っている経営者の妻の方々は、「相手の悪いところ」は「伸びしろ」だ、ともおっしゃっていました。こういった思考のチェンジも活用していきましょう。
これらの言動に心当たりのある方、ちょっとだけ立ち止まって考えてみませんか? 婚活迷子を抜け出すためにも、今一度自分を見つめ直してみてみましょう。
<奥井まゆ 構成/もちづき千代子> 奥井まゆ 1986年生、ライフコンサルタント。関東在住。16歳で複業をスタートし、就職後もイベント業・紹介業・ホステスなど複数ビジネスを経験。20代で借金や大失恋を体験し、コーチングを体系的に学び人生が一変。結婚や起業について、講座や個別コンサルティングを行っている。著書『決めるだけ。 「お金」も「恋」も勝手にうまくいく、人生を変えるレッスン』。公式ブログ【酒と男と女とお金〜経営者夫婦の人生の愉しみ方】
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