4.こんな症状だったら要注意!熱中症かも?

【獣医師監修】猫の暑さ対策はどうすべき?熱中症の予防法やおすすめ対策グッズを紹介!
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

普段よりも飼い猫の呼吸が早くなっていたり、足元がふらふらとしてうまく歩けていなかったりする場合には、熱中症になっている可能性があります。その他、嘔吐や下痢などの症状を起こすこともあります。

重度な熱中症となると、血圧の低下により口内が紫色に変わるなどの症状が見られ、さらに長時間体温が下がらない場合には命にかかわることもあります。

5.猫が熱中症になってしまった時の対処方法は?

「飼い猫の様子がおかしい、熱中症かな……?」と感じたとき、飼い主さんが取るべき対応は2つ、「応急処置」と「病院への連絡」です。

あきらかに体温が上昇している場合には、濡れタオルで全身を拭く、保冷材や氷を使って、ワキや首の裏、足の付け根部分を冷やすなどの応急処置で、迅速に体温を下げます。体温を下げすぎてしまう可能性もありますので、必ず動物病院に電話で指示をもらいながら行いましょう。

熱中症かどうか判断が難しい場合には、迷う前にまず動物病院に電話し、飼い猫の様子を伝えて指示を仰ぎましょう。応急処置を行った場合も同様で、飼い猫の体温を下げながら、できる限り早めに病院にも連絡をいれ、どのように搬送すれば良いかなどの指示を仰いでください。

一見、軽症のように思えても実際は重度だった…ということもあります。すぐに様子が回復した場合にも、自己判断で終わらせることなく、必ず病院で診察を受けるようにしてください。

6.まとめ

猫にも熱中症はあります。部屋の中にいても、日中は気温が高くなることがあるため熱中症への注意が必要です。真夏でなくても部屋の温度は高くなる可能性があるため、春先から飼い猫が熱中症にならないような環境づくりを整えましょう。

また、熱中症対策グッズも便利でかわいいもの、高性能なものなどいろいろあります。飼い主さんと飼い猫の生活にフィットした熱中症対策アイテムを選びましょう。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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