「2人目はまだ?」と聞いてくる義母

「2人目は?」の圧がスゴい義母に「望んでないので」と伝えたら…態度が豹変!
(画像=『女子SPA!』より引用)

 義実家に帰ると、義母から2人目の予定を聞かれたといいます。

「“もう一人はまだなの? “って、普通に聞いてくるんです。たまたま自然に妊娠したのもあって、妊活の苦労もわかっていないのだと思います。夫も40歳だし、年齢的にも早くしたほうが良いのはわかっているのですが、妊娠中のつわりも酷かったし、なにより出産が大変だったので、1人で十分って思っているのに……」

 しかし、夫も2人目を欲しがったそうです。

「夫も、『できたら産めばいい』と言い出して……。私は仕事も続けたいですし、2人目の保活もしなければならないのに。夫に2人目がなぜ欲しいかと聞いたら『自分も2人兄弟で、それが普通だから』って言うんです。子どもが可愛いっていうならまだしも、世間体のためと知ってあぜんとしました。私は一人っ子なので、娘は一人っ子でもいいと思っています」

 何度もプレッシャーをかけてくる義母に、愛子さんはついに2人目は望んでいないことを告げます。

「義母は『子どもは多いほうがにぎやかでいいわよ』って言うんですよね。夫も義母も自分が産むわけではないから、気軽に言ってくるんですよ。あまりにもしつこいので2人目は望んでいないと義母に伝えたら、態度が急変して、2人目を欲しがらない私を怠け者のように言ってきました」

2人目は“当たり前”ではない

 子どもの数については世代間で価値観が大きく異なることもあり、相手に悪気がないことも多いため、家族にとって難しい問題。この出来事で、義母と愛子さんの間には大きな溝が生まれてしまいました。

「夫にも、義実家には法事などの予定以外は帰らないと告げました。娘ができれば大きくなるまでは、ちょっと距離を置こうと思っています。2人目のことって、1人目よりも話題にあがりにくいですが、『1人産んだら、2人目も当たり前』みたいな価値観がまだあることが問題なのかもしれないですね」

 厚生労働省の2020年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.34。もはや「2人目」は当たり前ではなくなっているようです。それだけに、周りへの発言も気をつけたいものですね。

―シリーズ「義実家エピソード」―

【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ

【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック

<文/池守りぜね イラスト/ただりえこ> 池守りぜね

提供・女子SPA!



【こちらの記事も読まれています】
無印良品「メガネ拭き」が買い。パンプスの汚れも落とせちゃう
手書きの「パスワード管理ノート」が人気。 便利&可愛いアイテム3選
3COINS「マスク インナーパッド」で息苦しくない、リップもつかない!
カルディのイチオシ調味料5選。「焼肉ザパンチ」「もへじ」が最強
ダイソー“簡単泡立て器”が神、ふわっふわのオムレツが作れちゃった