生後2か月の赤ちゃんの写真撮影
続いて、生後2か月ごろの赤ちゃんの写真撮影方法をご紹介します。生まれたばかりのころと比べ、動きが出てくる時期です。さまざまな表情やポーズを撮影しましょう。
生後2か月の赤ちゃんの表情とは
生後2か月ごろの赤ちゃんは、表情のバリエーションが増え、手足の動きが増えてきます。起きている時間も徐々に増えていくので、寝顔だけでなくさまざまな表情を撮影しましょう。また、丸いものや音の出るものをじっと見るようになるため、撮影にもうまく利用することでカメラ目線の写真が撮れますよ。
撮影におすすめの場所・小道具
赤ちゃんの生活ペースがつかめてきて、ママも少し気持ちに余裕の出てくるのが生後2か月ごろです。時間があるときには、光の当て方にこだわって撮影をしてみましょう。
ひとつめのおすすめは、斜め前からの斜光です。赤ちゃんの顔に対して斜めに光が入るよう、寝かせる向きを調整しましょう。適度に影がつき、生き生きとした表情が撮れます。もうひとつのおすすめは、斜め後ろからの半逆光です。あまり光が強いと影が濃くなりすぎるので、カーテンなどでやわらかい光に調整しましょう。
また、この頃の赤ちゃんは手の力もつきおもちゃなどが握れるようになります。小さなぬいぐるみなどを用意して握ってもらうと、かわいい写真が撮れますよ。
おすすめのカメラ設定
生後2か月ごろの赤ちゃんは、手足をバタバタと動かすようになります。絞りをあけすぎるとピンボケしやすくなるので、手足にもピントを合わせて撮りたい場合には少し絞りましょう。そのさいにはシャッタースピードが遅くなりすぎないように注意します。シャッタースピードが1/60以下になってしまう場合はISO感度を上げて調整しましょう。
生後3か月の赤ちゃんの写真撮影
最後に、生後3か月ごろの赤ちゃんの撮影方法をご紹介します。全体にふっくらしだすこのころは、表情もさらに豊かになり、さまざまな写真が撮れます。いつでも撮れるよう、事前にカメラのセッティングをしておきましょう!
生後3か月の赤ちゃんの表情とは
生後3か月ごろの赤ちゃんは、人の笑顔を見て同じように笑うようになります。撮影のさいに、まずはファインダーから目を離して、赤ちゃんに笑顔で声をかけましょう。しっかりとアイコンタクトがとれたら、そのまま声をかけながらゆっくりファインダーに目線を戻し、撮影をします。いつも通りの自然な表情が撮れますよ。
撮影におすすめのポーズ
生後3か月ごろの赤ちゃんは、早い子であれば首がすわり始めます。うつぶせの状態で一生懸命顔をあげようとする姿はとてもかわいいですよね。無理なくできるようになったら、この時期ならではのポーズをぜひ撮ってみてくださいね。
おすすめのカメラ設定
カメラの設定は、「何を撮りたいか」によって変えるようにしましょう。赤ちゃんの表情や手足などを、記録写真として撮りたい場合には、少し絞りを絞って全体にピントを合わせます。そのさい、シャッタースピードが遅くならないようにISO感度を調整しましょう。
また、赤ちゃんのやわらかい肌やミルクの匂い、ゆっくり流れる時間など「赤ちゃんのいる空間」をイメージ写真として撮りたい場合には、絞りをあけて撮影しましょう。そのさいは、赤ちゃんの目や手足など、強調したい部分にしっかりピントが合うようにします。
少しシャッタースピードを落とし、三脚を利用して赤ちゃんの手足の動きわかるように撮影するのもおすすめです。少し難易度が高い撮影方法ですが、ぜひ試してみてくださいね。
どんどん変化する0歳の赤ちゃんを楽しく写真に残そう!
0歳の赤ちゃんの写真撮影は、思う以上に難しいものです。特に生まれたばかりのころは、「写真を撮影する」ということに気がまわらないくらい、赤ちゃんのお世話に時間がかかることもあるでしょう。
そこでおすすめしたいのは、「無理なく、楽しく撮影する」ということです。一日の中で、「しっかり休息がとれた」と感じたあとに撮影を始めましょう。
カメラマンがゆったりした気持ちでいると、赤ちゃんも安心していい表情をカメラに向けてくれます。いつか大きくなった子どもとともに写真を見返す日を楽しみに、すてきなカメラライフを過ごしてくださいね。
提供・トランカ
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