料理できるアピールもあまり特徴にはならない

「でも私、料理するって書いてますよ。結婚相談所の方からも家庭的でいいねって言われました」

「料理アピールも決してマイナスではないんですよ? ただ、ものすごく料理が上手とか食に対する興味関心が人より深いならそれは書いた方がいいと思うけど、料理を人並みにやっている程度なら、もっと他のことを盛り込みませんか?」

34歳女性が婚活で“料理アピール”をやめた理由。変な男性ばかり寄ってきた
(画像=『女子SPA!』より引用)

意外と、女性は男性から料理・家事・育児ができることを求められているものだと思っている人も多いのですが、男性が結婚相手に求めることをアンケート調査すると、料理などの家事はそこまで重要度は高くありません。

昭和ならいざ知らず、今は男性も料理をする人は多いし、コンビニやスーパーのお惣菜も充実してきています。料理を全くしないなら欠点と思われるかもしれないけれど、今の時代、料理することが長所になるというほどでもないのです。

にもかかわらず、相変わらず昭和の奥さん像を盛り込むプロフィールが男ウケすると思って、そのように指導する結婚相談所もいまだにあります。もちろん、料理をすると書いたからといって、印象が下がるようなことは決してありません。ですが料理だけでは、差別化や会ってみたいと思わせる強い魅力にはなりにくいのです。

「料理します」より「『ハンター×ハンター』が好きです」?!

恵さんの趣味をヒアリングしたところ、学生時代はテニス部に所属していました。ヨガは趣味人口の9割が女性なので、まだテニスの方が興味を持つ男性がいます。

「趣味ってほどじゃなく、詳しいと思われても困る」とのことでしたが、古い建築物を見たり、鎌倉や京都といった歴史の名所に行くのが好きなのだそう。

それから『ハンター×ハンター』『スラムダンク』などのジャンプ系少年漫画も読んでいました。

以前の婚活写真はスタジオで撮影した白ブラウスの写真で、大人しそうな雰囲気でした。この写真だと余計に、大人しい女性を好む男性が寄ってきたでしょう。快活そうに見えるように屋外で撮影した写真に変え、プロフィールも史跡巡・寺社仏閣巡りが好きなことや、漫画、テニスを盛り込みました。