「手抜き」の本質とは?

タッパー弁当ってアリ?ホラン千秋の“映えない弁当”から学ぶべき、大切なこと
(画像=『女子SPA!』より引用)

タッパー弁当、流行っていますね

 最近、時短や手間抜きとは別次元の料理が注目されることがあります。その一つが、「タッパー弁当」。100均で売っているような透明タッパーを弁当容器として活用するアイディアなのですがその中で大きな話題を集めたのが、ある2人のタッパー弁当でした。

 一つ目は、30代美容師のあまたく(@amataku1102)さんの手抜きタッパー弁当。そしてもう一つは、タレントであるホラン千秋さんがブログで紹介する手作りタッパー弁当です。どちらも共通しているのは、透明タッパーを使っている点。しかしながら、この二つの弁当が持つパワーには大きな違いがあることを発見してしまいました。

 そこで今回は、「タッパー弁当」の魅力に触れながら、二人のタッパー弁当から学ぶべき大切なことについて考えてみたいと思います。

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タッパー弁当の魅力は、安さだけではない

タッパー弁当ってアリ?ホラン千秋の“映えない弁当”から学ぶべき、大切なこと
(画像=『女子SPA!』より引用)

タッパーと言ってもいろいろあります

タッパー容器をお弁当箱として使う利点は、おおよそ次の6点に集約されます。

  1. 価格がリーズナブルである。→気軽に買える
  2. 扱いやすく、洗いやすい。→落としても壊れにくい、食洗器対応OK
  3. 収納しやすい。→コンパクトに重ねられる
  4. 電子レンジで温められる→温かいお弁当が味わえる
  5. 密閉性が高いものがある。→タレや汁も入れられる
  6. 半透明カラーが中身の存在感を際立たせてくれる→見た目が意外とキレイ

 試しに冷蔵庫の残り物や冷凍おかずをつめてみたところ、詰め込むテクニックも不要な割にきれいにまとまりました。

タッパー弁当ってアリ?ホラン千秋の“映えない弁当”から学ぶべき、大切なこと
(画像=『女子SPA!』より引用)

小さなタッパーを使うと仕切りを使わなくても詰めやすい

 タッパーに地味な裏方的なイメージはもはやなく、ビジュアルと機能性面でどちらも優れているレスイズモアな容器であることに、多くの人々が気がつきはじめたのでしょう。実際に100円ショップの保存容器コーナーに行ってみると、様々な形や容量のものが並んでいて、迷ってしまうほど。

 それでは、本題。注目された二人のタッパー弁当を見ていくことにしましょう。

タッパーや食材に、「敬意」があるかどうかは大事

タッパー弁当ってアリ?ホラン千秋の“映えない弁当”から学ぶべき、大切なこと
(画像=『女子SPA!』より引用)

あまたくさん(@amataku1102)のInstagramより

 まずはあまたくさん。Instagramのコンセプトが、「男の料理、簡単・手抜きのタッパー弁当」。「卵が大好き過ぎる」とのことで、お弁当には必ず卵料理がたっぷり乗せられています。

 メッセージには、「適当に簡単に料理を一緒にたのしみましょ~」とあり、それらがすべてカタチになったようなお弁当が並んでいます。

 写真も鮮明で美しく整っています。卵への愛情と写真の丁寧さから感じられるのは、卵だけでなくおかずやタッパーへの敬意。マヨネーズの自由さも実に素敵です。

 そして、どんなに忙しくても弁当作りを継続していること、そしてそれを“適当”と言いながらも楽しんでいる姿勢は、ご本人がタッパー弁当を愛している証に他なりません。そして周りにもポジティブなパワーを提供してくれています。

 それでは次に、ホラン千秋さんのタッパー弁当を見てみることにしましょう。