コロナが流行しだしてから、自宅療養などに備えて日用品のストックを増やすようになった、という人は多いのではないでしょうか。私、整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)もその1人。今回は無駄なく消耗品を管理する時のポイントを5つご紹介いたします。
在庫管理にはルールが必要!
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
我が家は小学生2人と犬、そして私と夫(単身赴任中)の4人暮らし。
夫は単身赴任先にいることも多いので、病気などで私が動けなくなってしまった場合や地震でお店に長時間並ばないと買い物ができなくなった場合などに困らないよう、ティッシュなどの消耗品は日頃からしっかりとストックをしています。
先日も子供たちがコロナに感染してしまい10日間の自宅療養期間があったのですが、日頃からしっかりとストックをしていたおかげで何も困ることなく過ごすことができました。
ストックを家に沢山持っているのはとても安心ですよね。
でも、その一方でストックの量が増えると「管理の手間」が発生します。
家のあちこちからカラカラに乾いた使いかけのウエットティッシュが出てきたり、同じ洗剤を2つも3つも買ってきてしまって何年も使いきれなかったり、まだ在庫があると思っていたティッシュがなくて慌てて買いに行ったり。
在庫を管理する、というのは面倒なものです。
そこで我が家では在庫管理の4つのルールを設けています。
順番にご紹介いたしますね。
①収納する限度を決める
私が日用品のストック運用を始めるにあたりまず始めたのが「絶対に必要なモノの把握」と「必要な個数の把握」でした。
備蓄やストックの管理がごちゃごちゃしてしまう一番の原因はモノの量や種類が多くなりすぎることです。
我が家では現在、日用品ストックの量は「最低1ヶ月は困らないくらい」を目安にして必要以上に増えすぎないように気をつけています。
1ヶ月程度困らないためにはいくつ在庫を持つべきなのか。
それを明確にするために最初はティッシュやウエットティッシュ、洗剤などを1ヶ月に何個使ったかの記録をつけることから始めました。
ティッシュケースの裏やストック棚に付箋を貼っておき、新しいものを入れ替えるたびに印をつけていきました。
そうやって消耗品の1ヶ月の最低必要個数と、絶対に必要な日用品をまずはっきりとさせました。
また、ストックするモノの種類を減らすためにシャンプーや石鹸などは家族全員で同じものを使うようにしました。