「ことでん温泉乗車入浴券」は高松琴平電気鉄道(通称ことでん)が販売しているお得な切符です。特定区間のフリーきっぷと沿線にある仏生山温泉入浴券・タオルがセットになった乗車券で、なんと形は普通のうちわの形をしているんです…!
「ことでん温泉乗車入浴券」とは
「ことでん温泉乗車入浴券」はことでんが販売しているお得な切符です。特定区間のことでん乗り放題乗車券・仏生山(ぶっしょうざん)温泉の入浴券・タオルがセットになった乗車券で、形は通常の券片スタイルではなく普通のうちわの形をしています。
つまり、うちわで ことでんに乗車 でき、さらに 温泉にも入浴 できるわけです。今回の記事ではこの「ことでん温泉乗車入浴券」の買い方と使い方、さらに仏生山温泉の紹介、オススメの利用方法などをご紹介します!
概要
利用可能期間 1日(平日休日問わず)
セット内容 琴電フリー乗車券・仏生山温泉入浴券・タオル
フリー乗車区間 高松築港駅~畑田駅 松島二丁目駅~瓦町駅 花園駅~瓦町駅
販売価格 大人 1,000円(小児は価格設定なし)
公式HP http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/ticket/kotoden_onsen/index.html
仏生山温泉とは
仏生山温泉は香川県高松市仏生山町にある温泉で、オシャレでスタイリッシュな外観・開放的な浴場が特徴です。宿泊施設などはほとんどないため、観光客・行楽向けではなく、どちらかというと地元の方の憩いの場としての雰囲気が強いですが、その温泉らしからぬ特徴的な外観やサービスから、観光客が訪れても十二分に楽しめる空間となっています。
概要
営業時間 平日 11:00~24:00 / 休日 9:00~24:00
定休日 第4火曜日
通常入浴料金 大人 600円 / 小児 300円
公式HP http://busshozan.com/
「ことでん温泉乗車入浴券」の買い方&使い方
買い方
ことでんの特定の有人駅窓口で購入したい旨を伝えると、係員さんがうちわを持ってきてそこに印字してくれます。正直この光景だけでもかなり異様ではあります…。購入できる駅は、 高松築港駅・片原町駅・瓦町駅・栗林公園駅・仏生山駅・今橋駅 の6駅です。
使い方
前述の通りですが、窓口でうちわを提示するとことでんに乗車できます。当然ですが自動改札は通れません。また、仏生山温泉では受付で提示することで温泉に入浴できます。その時一緒に、一般的なサイズの温泉タオルが1枚貰えます。
実際の流れ
まずはことでんで仏生山駅へ
まずは、仏生山温泉の最寄り駅である琴電琴平線の仏生山駅へ向かいましょう!JR高松駅との連絡駅である高松築港駅からは17分、繁華街にある琴電のターミナル駅瓦町駅からは12分ほどかかります。
仏生山駅から仏生山温泉へ
仏生山温泉へは仏生山駅から徒歩8分ほどで到着します。ちょっと道の交通量は多いですが、道中にも面白いお店が何軒かあるのでいろいろと見ながら歩いてみてください。
仏生山温泉で温泉を堪能
仏生山温泉の泉質は重曹泉で、入っているときも出てからも肌がつるつるとした感触に包まれます。浴槽の水温もかなり温めのものからかなり熱めのものまで幅広く揃っていますので、自分の好きな水温の浴槽でじっくりと疲れを癒やしてください。
また、温泉の質もさることながら、館内の洗練されたデザインや雰囲気も非常に魅力的です。「50m書店」という長いカウンターにずらっと文庫本が並べられたスペースでは文庫本との出会いを楽しめます。
湯上がりの散歩をしながら仏生山駅へ
仏生山温泉を満喫したあとは、火照った身体を少しクールダウンさせながら琴電仏生山駅へと戻りましょう。来る時にチェックしたお店に立ち寄って、ゆっくりした時間を過ごすのもオススメです。