新人将棋棋士の活躍が目覚ましく、人気が急上昇している将棋の世界。完全実力主義の将棋の世界には、素晴らしい成績を持つ棋士&女流棋士が多数存在しています。今回は将棋の成績に注目し、通算成績が高い棋士&女流棋士を全部で40人ランキングでご紹介致します!
将棋の通算成績ランキングTOP20!【棋士編】
子供からお年寄りまで世代を超えて競技者が多い将棋。
親が子供にさせたい習い事でも上位に選ばれていて、かつてないほど世間の将棋への注目が高まっていますね。
今回はそんな将棋の通算成績が高い棋士をランキングでまとめてみました。まずは男性棋士も通算成績ランキングTOP20をご覧ください。
将棋の通算成績ランキング第20位:森下卓
名前:森下卓(もりしたたく)
生年月日:1966年10月2日
出身地:福岡県北九州市小倉区
プロ入り年月日:1983年9月21日
段位:九段
森下卓さんは竜王戦1組通算17期、順位戦A級通算10期の成績をおさめています。
10歳から将棋を始め、12歳の頃に新進棋士奨励会に合格、17歳でプロ棋士デビューしました。辛抱強くチャンスを伺い、カウンターで攻めにまわる将棋を得意としています。
将棋の通算成績ランキング第19位:井上慶太
名前:井上慶太(井上けいた)
生年月日:1964年1月17日
出身地:兵庫県芦屋市
プロ入り年月日:1983年2月4日
段位:九段
井上慶太さんは順位戦A級通算3期の成績をおさめています。日本将棋連盟棋士会の副会長や非常勤理事を経て、現在は常務理事を務めています。
中学3年生で名人戦準優勝、高校1年生で高校選手権3位で新進棋士奨励会に入会、19歳でプロ棋士デビューしました。
将棋の通算成績ランキング第18位:塚田泰明
名前:塚田泰明(つかだやすあき)
生年月日:1964年11月16日
出身地:東京都
プロ入り年月日:1981年3月5日
段位:九段
塚田泰明さんは「王座」のタイトルを獲得し、名人戦A級通算7期、竜王戦1組通算9期の成績をおさめています。
中学2年生でアマ名人戦で準優勝して新進棋士奨励会に入会し、16歳でプロ入りしました。将棋の実力者が多いとされている「55年組」のメンバーとして活躍しています。
将棋の通算成績ランキング第17位:南芳一
名前:南芳一(みなみよしかず)
生年月日:1963年6月8日
出身地:大阪府岸和田市
プロ入り年月日:1981年1月19日
段位:九段
南芳一さんは王将、棋聖、棋王のタイトルを獲得し、名人戦A級通算9期、竜王戦1組通算16期の成績をおさめています。
南芳一さんは10歳の頃に将棋を始め、11歳で新進棋士奨励会位合格するものの一度は成績不振で退会。その後再チャレンジで二度目の入会を果たし、17歳でプロデビューをした努力家です。
塚田泰明さんと同じく「55周年組」のメンバーでもあります。
将棋の通算成績ランキング第16位:島朗
名前:島朗(しまあきら)
生年月日:1963年2月19日
出身地:東京都世田谷区
プロ入り年月日:1980年9月18日
段位:九段
島朗さんは竜王戦1組通算10期、順位戦A級通算9期の成績をおさめています。17歳も時に四段でプロ棋士デビューを果たした「55年組」のメンバーです。
インターネットを駆使した戦略や読みを得意としていて、データ管理を元にしたハイテク将棋が若い世代の棋士に大きな影響を与えたと言われています。
将棋の通算成績ランキング第15位:中村修
名前:中村修(なかむらおさむ)
生年月日:1962年11月7日
出身地:東京都町田市
プロ入り年月日:1980年7月2日
段位:九段
中村修さんは王将のタイトルを2度獲得、竜王戦1組11期の成績をおさめています。日本将棋連盟棋士会会長であり、女流棋士会の監事も務めています。
中学生の時に新進棋士奨励会に合格し、17歳でプロ棋士デビューを果たしています。中村修さんも強豪と言われる「55年組」のメンバーです。斬新な棋風で異例の早さで昇給を重ねてきた実力者です。
将棋の通算成績ランキング第14位:高橋道雄
名前:高橋道雄(たかはしみちお)
生年月日:1960年4月23日
出身地:東京都
プロ入り年月日:1980年6月4日
段位:九段
高橋道雄さんはタイトルを5期も獲得しており、五段での王位タイトル獲得は最低段記録となっています。強豪の「55年組」のメンバーの1人で20歳でプロデビューを果たしています。
将棋を始めたのは12歳の頃で決して早いほうではなく無口で硬派な性格だと言われています。将棋の駒を全て使った戦略を得意としています。
将棋の通算成績ランキング第13位:福崎文吾
名前:福崎文吾(ふくさきぶんご)
生年月日:1959年12月6日
出身地:大阪府守口市
プロ入り年月日:1978年10月11日
段位:九段
福崎文吾さんは十段と王座のタイトルを獲得し、竜王戦1組通算10期の成績をおさめています。
プロデビューは18歳の時で、相手の意表をつく鋭い手が印象的な将棋を得意としています。その独特の強さから「妖刀」という異名も付けられている人気棋士です。
将棋の通算成績ランキング第12位:田中寅彦
名前:田中寅彦(たなかとらひこ)
生年月日:1957年4月29日
出身地:大阪府豊中市
プロ入り年月日:1976年6月4日
段位:九段
田中寅彦さんは棋聖にタイトルを獲得し、竜王戦1組通算9期、順位戦A級通算6期の成績をおさめています。日本将棋連盟の理事を経て、現在は同連盟の専務理事を務めています。
19歳の時にプロデビューを果たし、序盤から高い戦術で勝ちにつなぐ戦法を得意としています。浮世離れしたファッションで和服姿を好む時期もあったそうです。
将棋の通算成績ランキング第11位:小林健二
名前:小林健二(こばやしけんじ)
生年月日:1957年3月31日
出身地:香川県高松市
プロ入り年月日:1975年12月20日
段位:九段
小林健二さんは竜王戦1組通算1期、順位戦A級通算4期の成績をおさめています。14歳で将棋会館の熟成となり18歳でプロ棋士デビューを果たしました。
「四間飛車」の手を得意としていて、NHKテレビで将棋番組の講座も担当していたことがあります。またドラマ「さすらい刑事旅情編V」に棋士役として出演したこともあるそうです。