営業事務の仕事は営業社員のサポート業務です。コミュニケーションスキルやパソコンスキル、ビジネスマナーが求められる営業事務職。直接営業することはありませんが、営業職の人と力を合わせてノルマ達成を目指します。営業事務の仕事内容と業務から得られるスキルを詳しく紹介します。
営業事務はどんな仕事?
営業事務は、主に会社の商品やサービスを販売する営業部門の人たちをサポートする仕事。
営業に関わる書類作成やデータ入力などのオフィスワークをします。
営業職ではないため、営業事務の人が直接営業することはありません。
しかしながら、営業事務のサポートスキルが営業の売上として数字に出てきます。
営業事務の仕事は責任感があるとともに、やりがいを感じられるでしょう。
また、営業先からの電話やメールでの問い合わせに対応することも営業事務の仕事。
営業担当者は外出の機会が多く会社にいないため、不在の場合には営業事務が対応をします。
このように、営業部門とのチームプレーで業務を進めるのが営業事務の仕事です。
営業事務で働く5つのメリット
営業事務として働く5つのメリットを紹介します。
営業事務として働くにあたり、必要な専門スキルはありません。
そのため未経験でもチャレンジできることが特徴です。
そして営業事務を通して身につけられるスキルは、職を変えても役立つものばかり。
社会人スキルを身につけられるため、営業事務はキャリアチェンジを考えている人にもおすすめです。
1.未経験でも挑戦できる
営業事務の仕事には、必要な専門スキルがありません。
そのため、未経験でも営業事務に就ける可能性があります。
営業事務として最も必要なことは、コミュニケーションスキルです。
周りの状況をみながら、誰かに指示されなくても自発的に行動できると営業事務の素質があるといえるでしょう。
過去に接客業の経験がある方は、接客業で培ったチームで動くスキルやコミュニケーションスキルがアピールポイントになります。
2.コミュニケーションスキルが高まる
営業事務は、事務職の中でもコミュニケーションをとる場面が多いです。
- 営業担当者とのやりとり
- 担当者不在の際の顧客対応
- 社内の人と営業担当者との架け橋
このように、チームが円滑に動けるように適切なコミュニケーションをとることや、営業先のお客様とのやり取りが必要になります。
そのため、営業事務ではビジネスパーソンとしてのコミュニケーションスキルが身に付きます。
3.Officeソフトを使いこなせるようになる
営業事務ではExcelやWord、PowerPointなどのOfficeソフトを頻繁に利用します。
Officeソフトを使って資料や報告書をつくるため、パソコンスキルは確実に上がるでしょう。
職種によっては「基本的なOAスキル」が求人の必須スキルに記載されていることも。
パソコンスキルは他の職種でも使うため、今後の仕事でも役立つでしょう。
4.成果が数字に表れるためモチベーションを保てる
営業職は、ノルマがあり数字を追い求めて日々業務をこなしていることが特徴です。
営業事務も同じで、営業部門をサポートするにあたり成果が数字に表れます。
一般的な事務職は、数字で成果を確認することが難しい職種。
しかし、営業事務は数字に表れるため、仕事のモチベーション維持につながるでしょう。
自分が担当した営業部門の方が成果をあげたときには、営業事務としてのやりがいを感じられます。
5.キャリアチェンジに役立つ
営業事務では、コミュニケーションスキルやビジネスマナー、パソコンスキルが身に付きます。
営業事務を通して身につけたスキルは他の職種でも必ず役に立つため、キャリアチェンジに役立つでしょう。
今後キャリアチェンジを考えている方が、通過地点として営業事務にチャレンジするのも1つの手です。