読者にとって小さな一歩を踏み出すきっかけをつくれたら……
つながり、化学反応が起こる場所になれたら嬉しい!
編集部:さまざまなお話を聞かせていただきありがとうございました! ライフイベントで働き方が大きく変わる女性にとってキャリアを継続するコツがたくさん散りばめられていたと思います。
鎌田:これからの時代を生きる女性にとって、私の経験が何かのヒントになれば嬉しいですね。ロンドンに行ったことで、「働く」ということをとても広い視野で考えるようになりました。向こうでは女性の働き方が日本よりもずっと多様で企業勤めのママの復帰のスタイル一つも週5フルタイムだけではなくさまざま。男性の働き方も柔軟なので、パパの育児参加も高めで、仕事の合間にパパが公園や美術館で子どもと過ごしていたり、ナーサリーの送り迎えも半分くらいがパパだったりします。こういうライフスタイルを見てしまうと「私ちょっと働きすぎてたな」って感じました。
編集部:世界を見てきた鎌田さんだからこそできることがたくさんありそうですね! 最後にLAXICで実現したいことがあればぜひ教えてください!
鎌田:多様な働き方のリアルを発信することはさきほどお伝えした通りですが、中でも個人的には「幼稚園ママであっても自分らしく働ける」ということを伝えていきたいです。まだまだ社会的には「働くなら保育園、専業主婦は幼稚園」というイメージが強いですが、私も働く幼稚園ママの一人として、個性を活かした仕事で活躍する幼稚園ママたちと接する機会が多いので、読者のみなさんにも共有したいです。「働きたいけど、制約のある私にはパートかな?」と最初から選択肢を狭めずに、ワクワクしながら新しいことに挑戦するきっかけをつくってほしい。そんな気持ちを企画やイベントに反映させていきたいです。ゆくゆくは、LAXICがメディアとしてだけでなく一つのコミュニティとして読者やインタビューに応じてくださった方同士が気軽にコラボできるような輪になると嬉しいです!
編集部:鎌田さん、ありがとうございました!
新編集長のもと、新しく生まれ変わるLAXICにぜひご期待ください!
提供・LAXIC
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