営業事務に向いている人・向いていない人の特徴
どのような仕事も、向き不向きがあるものです。
ここでは、営業事務に向いている人と向いていない人の特徴を解説します。
向いている人であれば、きつい営業事務の仕事でもうまくやっていけるでしょう。
営業事務に向いている人の特徴
以下の特徴に当てはまる人であれば、向いている可能性が高いです。
- コミュニケーション能力が高い
- マルチタスクが得意
- サポート業務にやりがいを感じる
営業事務は、営業社員とこまめな連携をとる必要があるうえ、社内外の人とのやり取りも多い仕事です。
コミュニケーション能力が高く、相手から必要な情報をうまく聞き出せる人であれば、営業事務の仕事にも向いているでしょう。
また、営業事務は複数の作業を同時並行で進めることが必要です。
そのため、マルチタスクが得意で、てきぱきと作業をこなせる人は営業事務職に適しています。
業務の特性上、誰かをサポートすることにやりがいや楽しさを感じる人であることも、向いている人の特徴です。
営業事務に向いていない人の特徴
以下の特徴に当てはまる人であれば、向いていない可能性が高いです。
もし、営業事務を志望しているのであれば、再考したほうが良いかもしれません。
- 臨機応変な対応が苦手
- メンタルが弱い人
- 仕事ぶりを評価してほしい人
営業事務の仕事は、ルーティンワークだけでなく、急に頼まれる仕事やクレーム対応なども多く、臨機応変に対応する必要があります。
そのため、突発的に発生した状況に対応するのが苦手で、焦ってしまう人は向いていません。
営業から荒っぽい言い方をされたり、顧客からのクレームに対応したりすることもあります。
メンタルが弱い人も辛いかもしれません。
営業事務は売上に貢献する仕事ですが、あくまで裏方。
どれだけフォローやサポートをしたとしても、契約を獲得したときに評価されるのは営業社員です。
自分の仕事ぶりを認められたい人や評価されたい人も、営業事務ではキツいかもしれません。
営業事務がきついと感じたときの対処法
きついと感じながら営業事務の仕事を続けるのはつらいものです。
ここでは、営業事務がきついと感じたときの乗り越え方・対処法について解説します。
ポジティブに考える
「きつい」「つらい」とネガティブな感情でいっぱいになってしまうと、なんでもない仕事でも必要以上に負担に感じるものです。
そこで、まずは気持ちをポジティブに切り替えることが大切です。
営業事務は営業部を支え、売上に貢献する仕事。
きつい仕事をこなすなかで、営業社員や顧客から感謝されることもあることでしょう。
営業社員が契約を取ってこれるのも、雑務をこなす事務のサポートがあってこそです。
そういった面に目を向け、自分の仕事は部署の役に立っていると自信を持ちましょう。
必要なスキルを磨く
仕事量が多いため、毎日の業務をこなすだけで手一杯な人も多いでしょう。
これは、慣れることである程度は効率的にこなせるようになります。
さらに、必要なスキルを磨くことで作業時間を短縮することも可能です。
ひとつの業務にかかる時間が短くなれば、余裕も生まれるはず。
たとえば、パソコンスキルは比較的磨きやすいスキルです。
書籍や解説サイトもたくさんあるので、利用して少しずつブラッシュアップすると良いでしょう。
また、業務は常に優先順位をつけ、「この作業は〇時までに終わらせる」と時間設定して取り組むことで、事務処理能力を高めることができます。