完成された理想の男性より、育てられる男性を見つける
「驚いたけど、言われてみれば確かになぁ。職場でもそんな感じかも。ただ、太めの上司もいるけど、シャツのボタンがはちきれそうとかそういうことはないんです。だから太っていても清潔感はあったんですが…婚活パーティーにいた方って、ほんと申し訳ないけどなんか服がパツパツだったり、ダボダボだったりしたんです」
「その上司って既婚者ではないでしょうか?太ってパツパツになったら家族が注意して、服を買いなおすんだと思いますよ。その上司だって奥さんがいなかったら婚活パーティーの男性みたいにパツパツになっているかもしれない。 完成された理想の男性を探さないで、服なんてお付き合いしてから一緒にコーディネイトすればいいんだから、話し合いができて結婚願望がある男性を探したらどうでしょうか?」
「そうですよね。そんな都合がいい男性が残ってないですよね。いたら何か問題あるかもしれないし。それに同年代男性は私より若い女性とも会いたいですよね」
「婚活してみてよかったです」
その後、恵さんは結婚相談所とマッチングアプリを併用して婚活をスタートします。最近、結婚前提でお付き合いする相手が見つかったと連絡がきました。
「元カレとは付き合ったり別れたりを繰り返していて、その時に、友達が企画してくれた合コンで出会った男性がいたんです。地味だし当時は何とも思っていませんでした。でも私が婚活を始めたことを知った友達に『あの人まだ独身だから連絡とってみれば?』って言われて会ってみたんです。
柄Tシャツにチェックのシャツを羽織って変な恰好だし、お腹は出てるしダサいなって思ったけど、前ほど抵抗がなかったというか。二人で会って4時間ぐらいずっと話していられて楽でした。身近にいた良い人に気が付けたので、婚活してみてよかったです」
恵さんに彼氏の服装は変えたのか聞いたところ「付き合ったら変えるつもりでいたんですけど、そこはどうでもよくなって相変わらずダサいままです」だそうです。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<取材・文/菊乃>
菊乃 恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
提供・女子SPA!
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