こんにちは、恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
恵さん(仮名・36歳)は、20代後半から付き合っている彼氏に結婚する気がないと言われて別れることになった女性です。久々に恋人探しをすることになりますが、周りからは「もういい人なんて残っていないよ」と言われる始末。
写真はイメージです
紹介を頼めないのならば、婚活でもしてみるしかない。婚活経験のない恵さんが真っ先に思い浮かんだ婚活は「街コン」「婚活パーティー」でした。
婚活パーティーで36歳は「最高齢グループでした」
街コン・婚活パーティーを検索してみると、「女性27~35歳、男性30~39歳」「女性29~26歳、男性31~38歳」という年齢区分のパーティーがあり、同年代男性が参加するパーティーに自分が参加できないことや、36歳の自分が年齢のくくりで最高齢グループに相当することにびっくりします。
「でもアラサーと比べられるのは困るから、このアラフォー向けに参加しよう」と、女性32~42歳、男性35~42歳のパーティーに申し込んだ恵さん。しかし前日になりパーティー会社から「お申込みいただいたパーティーは人数が集まらず中止になりますが、同じ日に同じ会場で30代40代の方が参加するパーティーがあるのでこちらに参加しませんか?」と連絡がきます。
太っていなくて髪のある男性がいい“だけ”なのに
恵さんは「パーティー」というのだから何十人もの人がいると思っていたそうですが、参加者は男性8人女性8人でした。会場に着いて受付を済ませるとすぐに半個室に案内されたので、他の女性が何歳ぐらいなのかは見えません。個室に一人ずつ男性が入ってきて、5分ほど会話する仕組みです。
参加していた男性8人中、5人は太っていたそうです。また、同じ30代は3人のみで残り5人は年上の40代。恵さんの番号を希望している男性は髪の毛が寂しめな46歳でした。
「マッチングした人以外は先に会場から出るんですが、『いいな』と思える男性もいなくて、『まだマシ』レベルの男性も他の女性とマッチングして、ものすごくみじめな気分になりました。36歳という年齢がネックなのは分かるけど、こんなに厳しいとは思いませんでした!」
せめて太っていなくて、髪ぐらいがある外見の人がいいのに出会えないんです。と、恵さんは嘆きます。