ないものに不満を持つのではなく、あるものを喜ぶ人

大都市圏から地方に移住すると、それまでの環境には当たり前にあったものが移住先にはない不便さを多く経験します。交通機関が発達していない、街灯が少ない、コンビニが近くにない、夜出歩いてる人がいない…など、ないものを挙げていってもきりがないでしょう。

そもそも田舎での生活を、都会暮らしと比較してはいけません。都会から田舎に来れば、不便さを感じるのは当たり前のことです。しかし、そういった状況を不便ととらえるのではなく、ポジティブな方へ考え方をチェンジできると良いですね。例えば、街灯が少ないから星が綺麗に見えるとか、コンビニが近くにないから節約につながるとか、夜出歩く人がいないから静かに眠れる…など。

ないものを嘆くのではなく、それまでの環境にはなかったものを見つけ、それをとことん楽しむことが重要です。失敗をおそれず、なんでもポジティブに考えられる人の方が、どんな状況でも楽しむことができるでしょう。

地方の県庁所在地、中堅都市に移住した人

いきなり田舎に引っ越しすると、それまでの環境とのギャップが激しく、覚悟を決めて移住した人でも環境の変化にまいってしまうことがあります。しかし、移住したい地域の県庁所在地や、規模の大きい都市に移住した人はそこまでの変化がないため、移住先に馴染みやすい傾向にあります。

具体的な例をあげると、東京から福岡や名古屋、大阪や札幌などへの移住、いわゆる「栄えている都市」への移住です。旅行や出張でこれらの都市を訪れたことがある人はわかると思いますが、駅前には大きなビルが軒を連ねていたり、コンビニが多くあったり、人通りが多かったりと、まったくと言って良いほど、都会での暮らしと変わりません。

都会と田舎のギャップが少なければ生活に関する不便さも感じにくいので、移住を楽しめている人が多いです。また、そういった都市は交通機関も発達しているので車を持つ必要がなく、車の維持費やガソリン代など、田舎では避けられない出費も必要ないかもしれません。東京は離れたい、でも田舎で暮らすのは不安だという人は、一度こういった中堅都市に移住してみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?地方移住をし満足のいく生活を送るためには、好奇心旺盛で常に前向きであること、物事を現実的に考え自発的に動けること、地域住民とのコミュニケーションを苦痛と思わないことが大切なのです。

また、ある程度の貯蓄があることも重要です。最初にかかる家の修繕費や引っ越し費用はもちろんのこと、住む家が広くなることで、毎月の光熱費が今までより高額になったり、都会では不要だった車を所有することで、維持費やガソリン代がかかったりなど。移住後に収入が減ったのに出費は増えてしまったという理由で、地方移住を諦めた人もいます。

そういった金銭的な負担にもある程度対応できるだけの貯蓄があると安心です。そういった毎月の収入と支出についてや、移住先の歴史や風習など、移住前によく下調べをしてから行動に移しましょう。どんなことがあっても精一杯そこでの生活を楽しむという覚悟を持って地方移住に臨めば、きっと地方移住は成功するでしょう。


提供・移住支援.com

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