告白の仕方(5)夜に告白して、片思いを実らせる!
暗くなった街は、告白のムード満点です
ある大学で行われたアンケートによると、「18~23時」に片思いの人へ告白した場合、その半数が「OK」の言葉をもらっていた、という結果が出ているそうです。
反対に、12~17時のタイミングで告白は失敗の確率が多いらしく、「告白を夜にする」ことは、片思いをかなえる上での常識になりつつあります。
夜に片思いが実る理由とは?
アメリカの心理学者が行った実験があります。 それは、初対面の男女二人を密室に閉じ込めて親密度の推移を観察するというものです。 このとき、一方のペアは明るい部屋へ、もう一方のペアは薄暗い部屋へと入りました。
2部屋の男女の様子に、違いは見られたのでしょうか。
まず明るい部屋のほうのペアは、一定時間が過ぎても、初対面同士の体裁を守り、当たり障りのない言葉で会話を続けることに終始しました。 もちろん、体が触れ合うこともなく、大声で笑いあったりすることもありません。 むしろ、ぎこちなさが残ったままの関係で実験を終えました。
では、薄暗い部屋のペアはどうだったでしょう。 こちらはなんと、急速に二人の関係が深まり、最終的にはハグをしあうほど新密なムードになったそうです。
実験の始め頃から、二人で言葉を交わす距離も近く、会話のセリフもなんとなく扇情的でした。初対面の関係から、一足飛びに恋人のような関係になってしまったのです。
夜の時間帯に、片思いの相手との仲を急速に深める!
ただの薄暗がりですら上の実験のような効果が出るのですから、これがロマンチックなデート後の帰り、薄暗い夜の道端というシチュエーションだったらどうでしょう。 一気に告白の成功が現実味を帯びてきますよね。
夜のムードをふくませたセリフで、彼の心を揺り動かしましょう。
「二人っきりだね」
「一日楽しかった、帰りたくないな」
「夜景がきれいだね、本当にしあわせ」
相手がまんざらでもない態度を示してくれるなら、そこが絶好の告白タイミングです。 (4)のおさらいになりますが、相手の目を見て、真剣なセリフで告白に臨みましょう。成功の道はもう見えていますよ。
告白の仕方(6)片思い成就はディナーのあとで
おしゃれなレストランや、気ままに飲める居酒屋で片思いの彼とお食事。 それだけで気分は最高潮ですが、重要なのはその後です。
おいしいご飯で心が満たされると、人間は警戒心が薄まり、心の許容範囲も大きくなるものです。
食事中にたくさんおしゃべりし、悩みや愚痴を言い合ってすっきりした後ならば、2人の仲は確実に深まっているはず。このタイミングを逃す手はありません。
(5)で学んだ「夜」のタイミングを考えれば、最適な告白のタイミングは「ディナー後」に決定ですね。
ディナーならばアルコールが入ることも多いため、さらなる新密度アップ効果が狙えます。 無礼講の勢いにのって、片思いの人との距離を一気に縮めることも不可能ではありません。
夜のパワーを借りて、告白を成功させましょう
「YES」の答えを引き出しやすい「ディナー後」の告白を心がけている人たちは、振られた経験も格段に少ないといいます。
彼の心が最もゆるむディナー後。失恋の可能性が低くなるタイミングを逃さずに、告白を成功させましょう!
告白の仕方(7)祝い事の場を借りて、気持ちを伝える
彼もみんなもハッピーなパーティー
相手の男性が昇進したり、試験に合格したりしたら、ぜひお祝いパーティを開きましょう。 「パーティ」といっても、大人数を招待した立食形式の貸しきりパーティ、なんて豪華なものである必要はありません。 「おめでとう。お祝いにご飯でもおごるよ」 というような、軽めのお誘いでいいのです。
幸せムードにのった告白の仕方なら、成功しやすい
重要なのは、彼氏の気分が上がり、幸福に包まれているという点です。
ためしに、何か嫌なことがあって落ち込んでいる男性に告白した場合を考えてみましょう。 当たり前ですが、失敗は目に見えていますよね。
ここで紹介するのは、その逆パターン。相手が常に笑顔で、将来に希望が溢れている瞬間です。 そういうタイミングで告白する仕方は、「ズル」といってもよいほど、成功の確率が高くなります。
お祝い事を目いっぱい祝福してくれる女性に対して、邪険になる男性はいませんよね。 ぜひ、お祝い事のパワーを借りて、告白を成功させましょう。
告白の仕方(8)「YES」「NO」で答えられるセリフで
白黒ハッキリできるセリフを使いましょう
「好き」という言葉を伝えるときは、余裕もなくなりますし、相手の顔を見るだけで精一杯。 どうしても自分本位なセリフになり、失恋してしまう女性は多いものです。
悪い例の一つは、「好きです」というセリフのみを言い切って、満足してしまうパターンです。
告白された男性は、「好き」の言葉に対して何かしらのアンサーを返したいものです。 しかし女性が、「好き」の感情の押し付けしかしなかったらどうでしょう?
「僕と付き合いたいってこと?」
「僕にどうしろっていうの?」
「僕の気持ちは知りたくないの?」
女性の「好き」のセリフに対して、疑問ばかりが湧いてしまいますよね。
こういった、ためらいや迷いの時間が長いほど、告白の劇的な効果はどんどん薄れ、失恋の可能性が大きくなります。 互いが互いを好きな気持ちがわかった瞬間に、「付き合おう」という言葉を導き出せるか否かが、失恋回避のカギを握っています。