梅雨の季節の挨拶の書き方を知っていますか?梅雨入りや梅雨の中休み・梅雨明けなど時期により言い回しが違います。今回はビジネスメールや知り合いへの手紙などに使える、梅雨の時期の挨拶文例をご紹介します。梅雨の季語を使った文例も知ることができるので、ぜひご覧ください。
梅雨入りの時期の挨拶と文例6選
①天候に触れる場合
梅雨入りの時期は、湿度が高まり徐々に蒸し暑くなっていきます。梅雨入りすると、5月の清々しい空気と一変して、ジメジメした空気になるのが特徴です。
ビジネスメールや手紙の書きだしには、梅雨入りの季節を思わせる言葉を添えましょう。文例のように、梅雨入りならではの季節感を伝えた後、相手の近況を伺うのもおすすめです。
【天候に触れる場合】梅雨入りの時期の挨拶文例
梅雨に入り蒸し暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本格的な梅雨が到来し、くずついた天気が続いております。
②花などの自然に触れる場合
紫陽花やくちなしの花は、梅雨入りの季節に咲く花です。そのため、手紙の挨拶に「紫陽花」や「くちなしの花」を使うと季節感が伝わります。文例のように、「香りが漂う季節となりました」と添えるだけで、梅雨入りを感じることができます。
【花などの自然に触れる場合】梅雨入りの時期の挨拶文例
雨のおかげで、庭の紫陽花がひときわ色鮮やかに輝いております。
くちなしの花が美しく咲き、甘い香りが漂う季節となりました。
③体調に触れる場合
梅雨入りすると、気圧の変化や悪天候で体調を崩す人もいます。そのため、梅雨入り時の手紙には、相手の体調を気遣う言葉を添えることが大切です。家族と住んでいる相手には、文例のように「皆様お変わりありませんか」と書くのがおすすめです。
【体調に触れる場合】梅雨入りの時期の挨拶文例
こちらでは、思いがけぬ梅雨冷えに震えておりますが、皆様お変わりありませんか。
憂鬱な天気が続いておりますが、皆様お元気にお過ごしですか。
梅雨の中休み時期の挨拶と文例6選
①天候に触れる場合
梅雨間に晴れることを、梅雨の中休みと言います。雨続きの梅雨間に晴天があると、ジメっとした空気が一変して一時的に過ごしやすくなります。梅雨の中休み期間はそれほど長くないので、梅雨間の晴れた空はとても貴重です。手紙やメールで、梅雨間に晴れた青空や爽やかな空気感を伝えましょう。
【天候に触れる場合】梅雨の中休み時期の挨拶文例
梅雨の晴れ間の青空で、過ごしやすい毎日が続いています。
梅雨も中休みとなり、爽やかな青空が広がっております。
②花などの自然に触れる場合
梅雨間の晴れた日に太陽を浴びる植物は、雨で濡れた状態とは違った美しさがあります。梅雨の中休みに送るメールや手紙には、植物の様子を書くのがおすすめです。
梅雨の雨を浴びた植物は、梅雨の中休みになると太陽の元でより活き活きと成長します。文例のように、「すがすがしい」や「色鮮やか」という言葉を用いて伝えましょう。
【花などの自然に触れる場合】梅雨の中休み時期の挨拶文例
梅雨も中休みとなり、からりと晴れ渡った空や新緑がすがすがしい毎日です。
梅雨の中休みとなり、紫陽花は太陽の光をしっかり浴びて色鮮やかに咲いています。
③体調に触れる場合
梅雨の中休みになると、気温や湿度が変わります。梅雨間の晴れを嬉しく思う反面、気温や湿度の変化で体調が崩れやすくなる季節です。梅雨の中休みに手紙やメールを送る時は、相手の健康を気遣いましょう。「晴れ間の太陽」「夏を思わせる太陽」という言葉で、梅雨間の晴れを伝えることができます。
【体調に触れる場合】梅雨の中休み時期の挨拶文例
降り続いた雨がからりと晴れ渡り、夏を思わせる太陽が眩しい日々が続いております。皆様、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。
晴れ間の太陽が眩しく、気温の変化を感じますが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
梅雨明け時の挨拶と文例6選
①天候に触れる場合
梅雨明け間近になると、気温がさらに上昇して夏の到来を思わせる季節になります。梅雨明け時の手紙やメールには、雨が少なくなる様子や清々しい空を伝えましょう。
【天候に触れる場合】梅雨明け時の挨拶文例
梅雨明けの空が眩しく、いよいよ本格的な夏の到来を実感しております。
梅雨明けも間近となり、いよいよ夏本番がやってまいります。
②花などの自然に触れる場合
梅雨の雨に濡れた植物と、太陽の光を浴びる植物は様子が違います。梅雨明け時の手紙には、清々しい植物の様子を伝えるのがおすすめです。また、ビジネスメールでの時候の挨拶は、文例のように「梅雨明けの候」と書き出しましょう。
【花などの自然に触れる場合】梅雨明け時の挨拶文例
長かった梅雨が明け、草木の緑が清々しいこの頃です。
梅雨明けの候、皆様におかれましてはますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
③体調に触れる場合
梅雨明けすると、夏本番に向かって気温がさらに上がります。梅雨の高湿度で体調を崩した人にとって、猛暑は身体に堪えるものです。梅雨明けに手紙やメールを送る時は、相手の体調を気遣い、健康であることを願いましょう。
【体調に触れる場合】梅雨明け時の挨拶文例
梅雨明けも間近となっております。どうぞお体を大切にしてお健やかにお過ごしください。
長かった梅雨もようやく明け、猛暑の日々が続いております。くれぐれもお身体にはお気をつけください。