小田原の南は、相模湾に面した水産資源豊かな地域。小田原漁港(早川漁港)で水揚げされた鮮魚や、それらを使った水産加工品等を中心に取り扱う漁港交流促進施設として、日本初の漁港の駅が2019年11月22日にオープンしました。今回は、日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」について紹介します。
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日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」
小田原が面している相模湾は、日本三大深湾の1つで水深が1,000m以上もあり、多種の魚を運んでくる黒潮の流れがある表層と、森から流れ出す栄養豊かな海水が流れている下層によって、水産資源の豊かな海(漁場)となっています。小田原ではその豊富な水産資源を利用して、かまぼこなどの水産加工品が多く作られています。
その小田原の誇る新鮮な魚や水産加工品と、小田原の観光や土産品のPRを合わせて情報発信する場として、日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」が2019年11月22日にオープンしました。なお、TOTOCO(ととこ)は、「魚(とと)の宝庫」から「ととこ」と名付けられたそうです。施設は3階建てとなっており、お土産や食事を楽しむ事ができます。
*日本三大深湾とは、深い所で1,000m以上の水深があり、他には富山湾、駿河湾があります。
鮮魚・お土産コーナー(1階)
施設1階には、小田原漁港で水揚げされた海産物や地元農家が作った農産物、海鮮を使った珍味や調味料を始めとしたお土産コーナーがあります。
フードコート(2階)
施設2階は、大漁旗のある廊下を抜けるとフードコートがあり、海鮮丼や海鮮ラーメン、定食、デザートなどが楽しめます。席は屋外のテラス席もあり、相模湾を眺めながら食事を楽しむ事ができます。
2階には他に会議や市民活動などの用途に利用できる多目的室もあります。
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