しばらく乗って歩いたあとで、今度は引っ張ってもらいます!インストラクターがルンタくんに乗り、こちらは後ろからしっぽにつかまります。他の馬であれば、そんなことをしたら蹴られてしまうと思いますが、与那国馬の場合は大丈夫です。
小柄な与那国馬ですが、かなり力はあります。しっかりとしっぽにつかまって、あとは力を抜いて浮いているだけでぐんぐん前に進みます。何もしなくても前に進むのでかなり気持ちいいです。周りの景色を眺めたり、空を見上げたり、何とも贅沢な時間です!
気をつけること
ひとつ注意するべきこと、それは糞です。水の中に入ると気が緩むのか、馬が糞をすることがあります。乗馬中であればそれほど心配しなくていいですが、しっぽにつかまった状態のときに糞をされると危険です。
なんと筆者は幸運にも気持ちよくしっぽにつかまって泳いでいるところへ見事に糞をされました。ぎりぎりで気づいて逃げたので、服が馬糞まみれになる最悪の自体は回避できました。確実に見分ける方法はわかりませんが、馬が立ち止まり、しっぽが少し上にあがったら注意した方がいいかもしれません。
仕上げ
楽しく遊んでいるうちにあっという間に時間が過ぎ、そろそろルンタくんとお別れの時間です。海から上がると馬たちは砂浜で砂浴びをします。きちんと左右、両側を砂浴びしておしまいです。
与那国馬の牧場
島内には牧場が数カ所あり、馬が放牧されています。「牧場」と聞くと四方を柵で囲まれた牧草地をイメージすると思いますが、ここ与那国島の牧場は柵に囲まれていません。代わりにテキサスゲートと呼ばれる溝が道路に設置されていて、そこから外へ馬が出ないようになっています。
そこそこ幅の広い溝なので、車で通過する場合もかなり徐行する必要があります。テキサスゲートの中に入るとそこは馬たちのテリトリーです。放牧されているたくさんの馬たちが思い思いの場所で自由に過ごしています。初めて訪れる人は馬との距離の近さに驚かされます。中には道路のど真ん中でのんびりしている親子もいたりします。
物事に動じない与那国馬、車が近づいてもお構いなしです。ここでは主役は馬なので、人間が回り道をして馬たちの邪魔をしないように気を遣ってあげましょうね。
提供・トリップノート
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