ジュリア・ロバーツ出演のおすすめ映画【1980年代】
まず初めに1980年代でおすすめのジュリア・ロバーツ出演映画を紹介します。スクリーンデビューほやほやの初々しいジュリア・ロバーツが見られる貴重な作品ばかりなので、気になる作品は観てみて下さい。
おすすめ映画①ミスティック・ピザ(1988年)
『ミスティック・ピザ』は、1988年に公開されたロマンスコメディ作品です。ドナルド・ペトリー監督の長編映画のデビュー作でもあり、若い女の子たちのひと夏の恋愛模様が描かれたストーリーとなります。
ピザハウス「ミスティック・ピザ」でバイトをしているジョジョとデイジー、キャットは仲良しです。ある日ジョジョは突然婚約者との結婚を延期してしまいます。
さらに、ポルシェを乗り回す彼氏とラブラブだったはずが喧嘩別れをし、真面目なキャットも不倫の末の失恋で落ち込んでいました。3人はそれぞれ苦しい時期を迎えていましたが、夏を終えることには一回り成長し次のステージへと進んでいくのす。
おすすめ映画②マグノリアの花たち(1989年)
『マグノリアの花たち』は、1989年に公開されたコメディドラマ作品です。こちらの作品でジュリア・ロバーツは、第62回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、第47回ゴールデングローブ賞では最優秀助演女優賞を受賞するなど高く評価されました。
ルイジアナ州の小さな町に住むイーテントン家は、長女であるシェルビーの結婚式準備で大忙しです。シェルビーと母親のマリンは結婚式に向けてのヘアケアをするため、町に住む女性たちの社交場となっている美容室に行きました。
美容室には、女主人トルービィや町長の未亡人クレリー、偏屈者の未亡人ウィザーがおり、仲良く談笑します。ところが突然、シェルビーの糖尿病による発作が発生し彼女たちは混乱しますが、その場で収まりました。
シェルビーは結婚するものの、糖尿病により子供が産めない身体だったのです。出産や結婚、別れなどを南部の町に住む女性たちは、いくつもの試練を乗り越え、強い絆で結ばれていくのでした。
ジュリア・ロバーツ出演のおすすめ映画【1990年代】
続いて、1990年代でおすすめのジュリア・ロバーツ出演映画を紹介します。大ヒットを遂げ、ジュリア・ロバーツの女優人生に大きく影響した作品や、社会現象にまでなった作品も含まれているので、チェックしてみて下さい。
おすすめ映画③プリティ・ウーマン(1990年)
『プリティ・ウーマン』は1990年に公開されたロマンティック・コメディ作品で、監督はゲイリー・マーシャルが務めています。『プリティ・ウーマン』でジュリア・ロバーツは自身初となるアカデミー主演女優賞にノミネートされるなど、女優人生に大きく影響をもたらした作品となりました。
ハリウッドで娼婦をしているビビアンは、実業家エドワードと一晩を共にします。1日の契約だった二人ですが、ビビアンの人柄が気に入ったエドワードは1週間の契約を提案しました。
実業家エドワードの1週間の契約は相応な金額を稼げるためビビアンにとっては良い条件で、エドワードは単なるお遊び程度でしたが、数日間にわたる付き合いの中で二人はお互いに惹かれ合っていくのです。
おすすめ映画④フック(1991年)
『フック』は1991年公開のコメディ・アドベンチャー作品です。スピルバーグ監督による『ピーターパン』の実写映画で、SFXを駆使した魅力的な演出が多くの人々の心を掴みました。
40才になるピーター・バニングは、とんでもなく仕事人間な企業付弁護士です。何よりも仕事優先のピーターは当然家族との仲も悪く、唯一の約束であった長男ジャックの野球試合もすっぽかすほどでした。
そんなある日、妻の祖母ウェンディの自宅へ訪ねている最中、大人だけで出かけたことで子供たちが何者かに誘拐されてしまいます。残されていたのは、ドアに張り付けられていたフック船長からピーターへの脅迫状です。
何が起きたのか唖然とするピーターでしたが、ウェンディから聞いた衝撃的な真相と子供たちを救うため、ネバー・ランドへ向かうのでした。
おすすめ映画⑤ペリカン文書(1993年)
『ペリカン文書』は1993年に公開されたスリラー・ミステリー作品です。ジョン・グリシャムの同名小説を、アラン・J・パクラ監督が映画化しました。
法学部の学生ダービーは、世間を騒がす最高裁連続殺人について独自の仮説を作ります。その仮説が何故か国家の上層部の元へ届いてしまい、命を狙われ始めます。
実は、ダービーの仮説の中には的を得ている箇所が一部あり、不運なことに最高裁連続殺人の黒幕は国家の中にいるのです。恋人も殺され恐怖に包まれるダービーですが、ジャーナリストの協力も得たことで事件の真相に迫ろうと試みるのでした。
おすすめ映画⑥愛に迷った時(1995年)
『愛に迷った時』は、1995年に公開されたロマンス・コメディ作品です。ヒューマンドラマの巨匠ラッセ・ハルストレム監督が手掛けた、人生と愛について深く考えさせられる物語となります。
夫のエディが浮気している現場に遭遇したグレースは、エディの帰宅後浮気について問い詰めました。何を聞いたもはぐらかすエディの態度に限界を迎えたグレースは、娘のキャロラインを連れて家を出ていきます。
その後、エディは謝罪しに実家を訪れますが、グレースは順調だと思い込んでいた結婚生活が実は違ったことが分かり、自身の過去やこれからの人生について考え直すのでした。
おすすめ映画⑦ジキル&ハイド(1996年)
『ジキル&ハイ』は、1996年公開のホラー作品です。バレリー・マーティンによる小説『メアリー・ライリー』をスティーブン・フリアーズ監督が映画化しました。
若い娘であるメアリー・ライリーは、不気味な雰囲気を醸し出すヴィクトリア朝の大きな屋敷にメイドとして雇われています。屋敷の主のヘンリー・ジキル博士は優しい人物だったことから、メアリーは屋敷のメイドの仕事が気に入っていました。
そんなある日、ヘンリー博士の助手としてハイドと言う男性が屋敷を出入りするようになります。ハイドの接近に寄り、メアリーとヘンリー博士の平穏な日常は一変してしまうのでした。
おすすめ映画⑧ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年)
『ベスト・フレンズ・ウェディング』は、1997年に公開されたスクリューボール・コメディ作品です。オーストラリアン・アカデミー賞も受賞しているP・J・ホーガン監督のハリウッド初進出作品でもあり、ジェームズ・ニュートン・ハワードによる音楽もアカデミー賞作曲賞にノミネートされ高い評価を得ました。
料理記者でバリバリのキャリアウーマンであるジュリアンは、学生時代の恋人で現在は友人として関わっているマイケルから結婚の報告を受けます。ジュリアンは、マイケルの結婚報告にショックを受けたことから、まだマイケルに恋愛感情が残っていることに気がつきました。
マイケルの結婚相手は、富豪令嬢で20歳の大学生キミーとキラキラしています。そんなキミーとマイケルの結婚を破談させようと、ジュリアンはキミーに様々な嫌がらせを決行するのでした。
おすすめ映画⑨ノッティングヒルの恋人(1999年)
『ノッティングヒルの恋人』は、1990年公開のロマンティック・コメディ作品です。脚本はロマコメの名手であるリチャード・カーティスが手掛けており、シャルル・アズナブールをカバーしたエルビス・コステロの『She』は作品と共に大ヒットを遂げました。
ロンドンのノッティングヒルで本屋を営む冴えないウィリアムはバツイチで、変わり者のスパイクとルームシェをしながら暮らしています。代り映えのない日々を過ごしていたウィリアムですが、自身の本屋に突然ハリウッドスターのアナが来店したのです。
ところが、ウィリアムは冴えない男性で、一般の女性にも気軽に話しかけるスペックを持ち合わせていないため、話しかけることができないままアナは店を後にします。数日後、ウィリアムは運が良いのか偶然町で遭遇したアナにジュースをかけてしまったことで、二人は急接近するのでした。