ダイエットの停滞期とは、減量が上手くいかなくなる時期のことを指します。期間は約2週間~1ヶ月ほど続きます。停滞期は身体の自然な働きによるものであるため、焦る必要はありません。この記事では、ダイエットの停滞期間の過ごし方や注意点について解説します。
ダイエットの停滞期とは?期間や原因ついて解説
まずは「ダイエットの停滞期」がどのような状態のことを指すのかチェックしましょう。
また、期間や停滞期がやってくる原因についても解説します。
停滞期とは?
突然、ダイエットが上手くいかなくなる時期のことを「停滞期」と呼びます。
具体的には「体重が落ちなくなった」「減量ペースが緩やかになった」などの状況です。
ダイエットを頑張っている人にとっては、焦りや戸惑いを覚える瞬間でもあります。
しかし、ダイエットの停滞期が訪れることは、身体にとって自然なこと。
ダイエットが順調に進んでいる証でもあるため、落ち込まないようにしましょう。
停滞期の期間はどのくらい?
停滞期は「ダイエットを初めてから1ヶ月後」や「体重の5%が減ったとき」に起こりやすいと言われています。
だいたい2週間~1ヶ月程度続くケースが多いですが、個人差があります。
もし、上記よりも長く体重が減らない時期が続く場合は停滞期ではなく、他の原因が隠れている可能性が高いと考えられます。
一度「栄養バランスが悪くないか」や「運動量が少なすぎないか」などを見直しましょう。
停滞期がくる原因
停滞期がくる原因のひとつが「ホメオスタシス」によるものです。
ホメオスタシスとは、一定の状態に身体を保とうとする人体の仕組みのこと。
例えば「体温が上がった際に汗を出して温度を下げようとする」などもホメオスタシスの働きによって起こる状態です。
ダイエット中の場合、脳が体重の減少を身体の危機と感じ、現状を維持しようします。
ホメオスタシスが働くことによって、減量がスムーズにいかなくなると考えられています。
ダイエットの停滞期間中はチートデイをとりいれよう
ダイエットの停滞期間には、「チートデイ」をつくることをおすすめします。
チートデイとは、食事制限をなくして好きなものを食べて良い日のことを指します。
ここでは、チートデイの具体的な取り入れ方と、導入するメリットについて解説します。
チートデイのやり方とは?
チートデイのタイミングの目安は週に1回です。
その日の気分で食べてしまわないように、あらかじめ何曜日をチートデイにするのか決めておくことが大切です。
食事メニューをどのくらい制限するのかも合わせて設定しておきましょう。
例えば、下記の例があげられます。
- とにかく好きなものを食べる
- 食べる食材は変えずに量を増やす
- 量は変えずに好きな食材を食べる
自身のストレスになりにくい方法を選んでOKです。
ただし、炭水化物や脂質をたくさん摂取するのは、避けた方がベター。
また、ダイエット中と同様に、寝る前に食べないように意識しましょう。
チートデイを導入するメリット
ダイエットの停滞期間にチートデイを設定することで、身体が危機状態から逃れたと判断し、再び体重が減りやすくなると考えられています。
また、ダイエットの大敵であるストレスを、ほどよく発散することにも繋がります。
三日坊主にならずに減量を続けやすい点も、チートデイを設けるメリットと言えるでしょう。