夢占いにおける「手紙」の基本的な意味
最近、誰にも手紙を書いていないのに、夢の中に手紙が出て来たり、手紙が投函されていたりする夢を見たことはありませんか。目覚めてから「あれはいったい何だったんだろう?」と何だか不思議な感じがするものですよね。夢占いにおいて「手紙の夢」というのは「あなたに特別なメッセージがあること」を意味しています。
現実の世界でも、手紙と言うのは誰かに何かを伝えたい時に出すことが多いものです。昔はハガキや封筒の手紙が主流でしたが、今の時代、何だか特別な感じがしてしまいますね。年賀状ですらメールにしている人もいる事でしょう。だけど、改まって郵便で手紙が来ると、何だか特別な感じがしてワクワク嬉しくなるものではないでしょうか。
夢占いでは状況やシチュエーションによって、同じ「手紙」をめぐるものでも、その意味が全く違うものになってしまいます。あなたの見た手紙の夢がどんな状況だったかよく思い出してみましょう。そして、手紙でどんな事をしたのか、また、夢の中で手紙を読んで感じたことや目覚めた後の気持ちによっても、様々な解釈がなされます。
手紙の夢を見るときの心理傾向
手紙の夢というのは、あなたが人生に何らかの変化を求めているときや、現状に不安を抱いている時に見ることが多いようです。また、あなたの願いや本心が手紙の文面に表われている場合もあるようですよ。
手紙の夢を見るときの心理傾向としては、現実の世界において、今のあなたは満足しているとは言えない状況なのかもしれません。小さな悩みやちょっとした不満も、毎日続けば大きなストレスへと変化していきます。不安が心におさまりきらないほど大きくなってしまっているのかもしれません。
その一方で、手紙の夢を見るときの良い暗示の場合はどのような心理傾向があるのでしょうか?
あなたが前向きになっているときや、良い変化への期待感が高まっているときにも手紙の夢を見ることがあります。手紙はあなたに大切なことを気づかせようとするメッセージです。手紙の夢占いには吉と凶の両方の解釈がありますから、あなたが手紙の夢を見た時には今の状況よりも良い方向へと変化を求めている時に見る場合が多いと考えた方が良いでしょう。
自分の内面に関心を持ってみて
夢はあなた自身の発するメッセージだと考えて良いものです。あなたが夢占いに関心があると言うことは、あなた自身の内面にも日頃から興味をもっていると言うことに他なりません。ほとんどの場合、夢には「あなたの心の中の本心」が表れているのです。
積極的に自分の見た夢と向き合っていくと、そのうち夢を分析することが楽しくなってくるものです。例えば、夢の中にとってもイヤな態度をとる友人が出てきたとしましょう。あなたはきっと「なんでこの人は、こんなにひどい態度をとっているのだろう」と、夢の中の友人にうんざりすることでしょう。
しかし、夢占いではその友人の態度や行動は「あなた自信の内面に隠されたコンプレックスやイヤな部分」である場合が多いのです。このように考えてみると、夢占いというものは本当に面白いものです。手紙の夢も、直接的な意味ばかりではありません。良い夢を見たと思っていたら、全く逆の意味を持っていたりするはずです。それでは、次の項目からは、手紙の夢占いを通して、あなたの内面も一緒に覗いていきましょう。