パンサー向井×ココリコ田中のトークに衝撃
大林菜摘さん(仮名・27歳・契約社員)のラジオ歴は高校生の頃から10年位。深夜ラジオをたまに聴く程度です。
今まで朝の番組を聴く習慣はありませんでしたが、TBSラジオでこの春から始まったパンサー向井慧さんがパーソナリティを務める新番組『#ふらっと』の評判が耳に入ってきた菜摘さんは、なんとなく気になってチェックしてみることにしました。
(画像:「パンサー向井の#ふらっと」TBSラジオ公式サイト)
「まず最初に、向井さんのしゃべり口調や声質は、朝の番組と相性がいいんだなと思いました。親しみやすいキャラだし、各曜日で変わるパートナーさんとの距離感もちょうど良くてとにかく聴きやすいなって」
そして、その中でも菜摘さんが衝撃を受けた曜日パートナーがいました。
「火曜担当のココリコ田中直樹さんです。田中さんは向井さんの事務所の先輩なのですが、2人の間に上下関係は一切感じさせなくて、とても穏やかな空気が流れていて…こんな心地よいおじさん同士のトークってあるんだ、と驚いてしまいました」
この番組の後の時間の担当パーソナリティであるジェーン・スーさんも、2人のトークを「朝のゴミ出しの時の立ち話みたいで、今まで聞いたことのない新しいスタイルだ」と褒めていたそう。
「とにかくおじさんっぽいガハハ感ゼロで、繊細な向井さんと田中さんが、お互いにリスペクトし合っている感じが心地いいんですよね」
それは若い女性がゲストにきた時も同様で…。
「おじさん特有の若い女性を下にみて“お嬢ちゃん”扱いするのではなく、ちゃんと敬意を払って質問することで有意義な話題を引き出していて。当たり前のことなんですがつい嬉しく感じてしまいました」
セクハラにあったことを思い出して胸が苦しくなった時に
そして田中さんが好きなものを語る時は、おじさんがやりがちな“◯◯が好きなそんな俺”をひけらかす「俺様ジマン要素」がまったく入っていなくて、本当に大好きだという思いがあふれ出しているので話が心にスッと入ってきます。
「同様に向井さんも“オレがオレが感”がなく謙虚なんですが、しっかりとパートナーやゲストを引き立てることで番組を引っ張っていてとてもスマートなんですよ」
そんな菜摘さんは、火曜の『#ふらっと』を聞く度に嫌なニュースばかりの世の中から一瞬でも現実逃避できると語ります。
「最近セクハラ&パワハラの酷いおじさん達が次々に告発されているじゃないですか?私もそれらのニュースを目にする度に、言葉のセクハラにあった時のことを思い出して怒りがぶり返したり、被害にあった女性に感情移入して胸が苦しくなったりしていたんです」
「もし全おじさんが、向井さんや田中さんみたいな感じだったらどんなにいいか…」と考えてしまうそう。
「だからこそ、こんな、ほのぼのしたおじさん達って希望だし、内面がより透けて見えるラジオってやっぱり面白いなと思ったんですよね」
菜摘さんはすっかり『#ふらっと』の熱心な常連リスナー(通称“ラジオ聞き”)になったそうです。
<文&イラスト/鈴木詩子> 鈴木詩子 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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