育児に行き詰まってしまう前に…
終わりの見えないワンオペ育児に疲れて、全てを投げ出したくなってしまう前に。まずはできることから始めてみましょう。
1.考え方を変えてみる
前述のように、責任感や自尊心の低さに縛られている場合、一度その考えから自分を解放してあげましょう。
「自分がやらねば」「自分はせめてこれだけしなくては」これらはどちらも、「〜しなければならない」という決めつけによるものです。そういった考えをやめ、「一人ではできない部分があるかもしれない」「誰か(もしくはサービス)の力を借りることがあってもいいことにしよう」と自分の中で線引きをし、決めつけから自分を解放してあげましょう。まずはここからです。
2.ベビーシッター、支援サービスを利用する
考え方を変えてみたら、ベビーシッターや地域の支援サービスを利用することにもためらいがなくなるのではないでしょうか。こうしたサービスを利用することに罪悪感を感じる人も多くいるようですが、利用できるなら使ってみましょう。サポートを受けることで自分の時間を持てるのはもちろん、人と関わることでリフレッシュになるかもしれません。
3.パートナーとの話し合い
欠かせないのがパートナーとの話し合い。ただ不満をぶつけるのではなく、どの部分をどのように助けて欲しいかという具体的な話し合いができれば相手も納得した上で、協力して育児を進めていくことができるでしょう。
もしあなたのパートナーが、育児を頑張るあなたに高圧的だったり皮肉を言うようであれば、それはあってはならないことです。毅然とした態度で接しましょう。
4.SNSなどの活用
それでも、当事者にしかわからない不安や不満などはあるものです。そんな時はSNSを見て息抜きするのも一つの方法です。ただ眺めるだけでも良いですし、コミュニティ型のものに加入してみるのも良いです。ただしSNS疲れをしてしまっては元も子もないので、はまりすぎないよう適度に使いこなしましょう。地域のママさん向けサークルなど、リアルな繋がりでも良いので交流の場があると「一人じゃないんだ」という安心に繋がります。
まとめ:育児も仕事も、決めつけずに助け合おう
家族が増えるのは喜ばしいことですが、同時に悩みも出てきますね。
大切なのは、お互いに「妻(夫)がこの作業を必ずここまでやること」と決めつけないこと。それは、ワンオペ育児の場合でもそうでない場合でも、同様です。
また、「仕事の方が大変」「育児の方が大変」などの決めつけもせず、それぞれををいたわる気持ちを持つことができれば自然と助け合うことができるのではないでしょうか。
お互いに助け合うこと、そしてまず第一にご自身の考え方に向き合ってみることは育児の日々をうまく進めていく鍵です。また、前向きで健康な気持ちで育児をすることは、子ども本人の安心感にも繋がります。
今育児に悩む方も、将来子どもを考えている方も、ぜひこうした機会を持ってみる・シミュレーションしてみることをおすすめします。
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