在宅勤務で心と身体にゆとりができた

ーーさくらはリモートワーク前提の働き方になりましたが、良い点や、逆につらいなと思う点はなんですか?

やはり、出社したほうが静かだし、集中はできるなって思いますけどね。家にいると、家族がいたり、どうしても自分以外のことに気をとられますし。

主婦であるがゆえかもしれないのですが、気付いたことは放っておけない。例えば、「食器洗ってないな、ちょっとやっとくか」とか。会社に行っていたら絶対にやらないし、考えも及ばないことのはずなんですよね。そう考えると、会社という場所の存在って大きいなとは思います。

でも、それ以外は在宅勤務ってとても快適ですよ。通勤しなくていいので、浮いた時間を有効活用できます。

私はもともと早起きで、5時過ぎぐらいに起きるんですけど、朝からフェイスパックとストレッチをしながら、テレビで株価のチェックをしています。まず起きてすぐはそんな感じでゆっくりして、その日の朝ごはん、晩ごはん、夫のお弁当を用意して、それから業務開始。

仕事が終わった後の生活リズムは以前とあまり変わらないんですけど、通勤がなくなった分、夕食をゆっくりとれたり、ゆとりはもてるようになりましたね。夜も、フェイスパックとストレッチをしながら、テレビで株価のチェックをしています(笑)。

出勤するとしたら、片道30分、往復1時間なんですけど、一日のうちの1時間変わるだけで心も身体も楽になって、少しのんびりできていますね。

 

 

ドバイで起業!?

ーーありがとうございました。最後に、メディアのコンセプトが「やりたいことをできるに変える」なので、今後やりたいと思っていることを教えてください。

いつか、サポート業務を自分の仕事にできたらいいなと思っています。何かのサービスのサポートをするのではなくて、例えば、いろんな企業にあるサポートチームとか、サポートサービスを改善するための提案をやっていけるようになれないかなと。まだ全然、具体的な形は考えていないんですけどね。

きっと、これから先もいくつかやりたいことが出てきて、考えが変わってしまうかもしれないんですけど、やりたいことは変わってもいいと思っています。でも、いまの私がやりたいことが、将来自分がやりたいことにつながっていけばいいな。そのためにお金も貯めて、いつかドバイで起業したいです!(笑)

 

ーードバイ!?なぜドバイなんですか!?

前に、ドバイで起業した方がテレビで話しているのを見て、夢があっていいなって思ったんですよ。税金があまりないんですって。お給料から税金とられないってすごくいいですよね。あと、第二言語が英語なので、日本人でもなんとか行けそうでしょ?

 

ーー英語の勉強もされてるんですか?

今、社内の英会話サークルには参加しています。でも、行ってみたらなんとかしゃべれるんじゃないかなって。言葉なんて多分なんとかなりますよ。

 

ーーすごいですね。移住して将来のんびりしようというのではなくて、起業したいんですね。

のんびり……っていうのは、私には合わないと思います。仕事してないとつらい(笑)。

私、地元が群馬なんですけど、「かかあ天下と空っ風」という言葉があって、女性がめちゃくちゃ働き者っていう県民性なんですよね。男性はギャンブル好きで義理人情に厚い人が多いっていう(笑)。

そういうところで生まれ育ったというのは大きいかもしれないです。働くのは苦じゃないし、お金がなければ働けばいいっていう考え方。私は、「一生仕事」ですね。

 

 

「仕事が楽しい、一生仕事していたい」。常に仕事のことを考えているという発言に驚きましたが、心から仕事を楽しんでいると語る表情はとても輝いていました。IT系未経験から、今は同僚からもお客さまからも頼れる存在となっている野口博子。いつかドバイで起業することになるのか?! 今後の活躍にも期待が膨らみます。

 

提供・さくマガ(「やりたいこと」を「できる」に変えるWEBマガジン)

【こちらの記事も読まれています】
生産性向上の方法とは? 3つの具体的施策と2社の成功事例から考える
男性の育休について、男性育児休業取得率から考える
ブラック企業ものがたり。アンガーマネジメントを全て間違えてた課長
フレックスタイム制とは? さくらインターネットでの導入事例を紹介
パラレルキャリアとは? パラレルキャリアのメリットや実践での注意点を解説