汗っかきを治す方法をご存知ですか。ここでは汗っかきを改善する方法や、対処法についてをまとめました。暑がりな方でも汗をかく季節を快適に過ごせるように、汗を効果的に止める方法を伝授します。汗でお困りの方は、是非試してみてくださいね。
汗をかきすぎる・止まらない原因とは?
汗をかきすぎる原因①代謝がいい
汗をかきすぎる原因、1つ目は代謝がいい事です。代謝は生きていく上で欠かせないもので、基本的に代謝がいいのは、健康的であると言えます。
人間は汗をかくことで古い細胞を排出したり、エネルギーを燃やしたりして体のサイクルを保っています。つまり、汗っかきなのは代謝がいいからと言えるでしょう。
もしも普段から日常的に運動を取り入れており、スリムで健康的な体系を保っているという方は、代謝のよさが原因と考えてください。こちらは健康な証拠なので、悪い原因ではありません。
汗をかきすぎる原因②肥満や運動不足
汗をかきすぎる原因、2つ目は肥満や運動不足です。もしも肥満体で日常的に運動もしていないという方の場合は、代謝がいいのではなくこちらが原因だと考えられます。
肥満体の方は体の熱を上手に放出できず、汗をかいて熱を下げる傾向があります。その為汗をかいてもエネルギーが燃焼できていない、無駄な汗という事になってしまっています。
また、運動不足により汗腺が衰えてしまい、バランスよく汗がかけなくもなっています。日頃から運動して肥満を解消すれば、改善する場合もあります。
汗をかきすぎる原因③自律神経の乱れ
汗をかきすぎる原因、3つ目は自律神経の乱れです。人間の体には交感神経と副交感神経という神経が存在しますが、これらのバランスが崩れると汗をかきやすくなります。
例えば汗をかくようなシーンではないのに汗をかいたり、動機やめまい、寝不足など体調不良を伴う場合は、自律神経の乱れを疑ってください。
自律神経が乱れると汗のコントロールも崩れてしまい、自分では対処できない汗をかく場合もあります。まずは体調を整えるようにしましょう。
汗っかきを治す|体質改善方法とは?
汗っかきを治す体質改善方法①日常に運動を取り入れる
汗っかきを治す体質改善方法、1つ目は日常に運動を取り入れる事です。汗っかきの原因に肥満や運動不足が挙げられます。それを改善するには、まず運動が大切です。
毎日の生活に運動を取り入れる事で、汗っかきの原因である肥満が解消され、衰えた汗腺も徐々に改善されるでしょう。まずは毎日のウォーキングをおすすめします。
自身の体力と合わせて、継続できるスポーツを選んでくださいね。是非参考にしてください。
汗っかきを治す体質改善方法②半身浴をする
汗っかきを治す体質改善方法、2つ目は半身浴をする事です。汗っかきの人には、毎日お風呂に入らずシャワーだけで済ませるという方も多くいます。
しかし、ゆったりと湯船に浸かり汗をかかない生活が続くと、汗腺が衰えてしまい汗っかきの原因になります。まずは毎日きちんと湯船に浸かることをおすすめします。
更におすすめの方法は、半身浴です。半身浴は汗をかき汗腺を鍛えるだけでなく、自律神経のバランスも整うので是非おすすめです。下記のポイントを押さえ試してみてくださいね。
半身浴に必要なもの
乾いたフェイスタオル
500ml程度の常温のお水
半身浴の方法と手順
浴槽の半分ほどに38度~40度のお湯を沸かしておきます。
つま先からみぞおち辺りまでかけ湯をしてから、お湯に浸かります。
肩に乾いたフェイスタオルをかけ、冷えないように対処します。
お水を少しずつ飲みながら20分~30分ほど浸かり、お風呂から上がります。
汗っかきを治す体質改善方法③カフェインやアルコールを控える
汗っかきを治す体質改善方法、3つ目はカフェインやアルコールを控える事です。日常的にカフェインやアルコールを多く摂取する方も多いでしょう。
しかし、コーヒーなどに見られるカフェインは、中枢神経系に働きかけ発汗を促進させる効果があると言われています。その為、出来るだけカフェインレスの飲み物を飲むようにしてくださいね。
また、アルコールを過剰に摂取すると汗のにおいの原因になります。日常生活でカフェインとアルコールの摂取量を減らすことで、汗っかきや汗のにおいの改善に繋がります。
汗っかきを治す体質改善方法④食生活を改善する
汗っかきを治す体質改善方法、4つ目は食生活を改善する事です。カフェインやアルコールの他に、日頃の食生活も汗っかきの原因になります。
具体的には香辛料をたっぷりと使用した激辛料理、脂肪分の多い肉類などは汗っかきの原因になります。もしも辛い食べ物や肉類が好きな方は、出来るだけ控えてくださいね。
おすすめは魚料理をメインにしたヘルシーな献立です。味付けも香辛料は使わず、塩や出汁でさっぱりと仕上げましょう。野菜や酢を使った料理もおすすめです。
汗っかきを治す|出過ぎる汗を出なくする方法とは?
出過ぎる汗を出なくする方法①リンパ節を冷やす
出過ぎる汗を出なくする方法、1つ目はリンパ節を冷やすやり方です。汗が出過ぎると汗染みができたり、女性はメイクが崩れたりして困りますよね。
そんな出過ぎる汗を止めるには、リンパ節を冷やす方法がおすすめです。リンパ節は首の後ろの他に、鎖骨下、脇、太ももの付け根、膝裏に存在します。
これらの部位に保冷剤、なければ冷たいペットボトルなどを当てておくと、汗が引きやすくなるでしょう。根本的に治す方法ではありませんが、対処法の一つとして覚えてみてくださいね。
出過ぎる汗を出なくする方法②ハッカオイルを使う
出過ぎる汗を出なくする方法、2つ目はハッカオイルを使うやり方です。ハッカとは薄荷と書き、北海道などで栽培されるハーブの一種です。
歯磨き粉やガムなどに使われるミントの一種と言えばわかりやすいですね。スーッとした独特の清涼感は、出過ぎる汗にも効果的です。
ハッカの成分を抽出したハッカオイルを使って、手作りの制汗スプレーを作ってみましょう。
手作りハッカスプレーの材料
スプレーボトル…1個
ハッカオイル…5滴
無水エタノール…10ml
精製水…90ml
手作りハッカスプレーの作り方
無水エタノールにハッカオイルを5滴垂らします。
更に精製水を加え、しっかりと混ぜたら汗が気になる部分にスプレーします。
※水道水100mlに対しハッカオイルを5滴垂らすだけでも作れます。
出過ぎる汗を出なくする方法③ミョウバン水を使う
出過ぎる汗を出なくする方法、3つ目はミョウバン水を使うやり方です。ミョウバンとは食品添加物の他、防水剤や消火剤など様々なものに使われます。
このミョウバンには、汗を止める効果もあります。スーパーや薬局でも手軽に手に入るので、出過ぎる汗を止めたい方は是非お試しください。
ハッカオイルよりも高い汗止め効果がありますが、清涼感も味わいたい方は、ミョウバン水にハッカオイルを混ぜて使うといいでしょう。
ミョウバン水の材料
ミョウバン…17g
水・またはお湯…500ml
ペットボトルなどの入れ物…1本
ミョウバン水の作り方
ペットボトルなどの入れ物に水とミョウバンを入れます。
完全にミョウバンが溶けるまで、時々振ったり混ぜたりして時間を置きます。
出来上がったミョウバン水の原液を10倍に薄め、汗が気になる部位に塗りこみます。
※原液はしっかりと蓋をし、冷蔵庫で一か月保存が可能です。
汗っかきを治す|暑がり向けの引かない汗の対処法とは?
暑がり向けの引かない汗の対処法①手のツボを押す
引かない汗の対処法、1つ目の方法は手のツボを押す事です。手のひらや足の裏には無数のツボがあり、そこを押すと様々な効果が得られます。
掌には汗を止めるツボも存在します。場所は手をギュッとグーに握った際、小指の付け根あたりから横に飛び出した部分です。また、手の付け根から1.5cmほど下に下がった手首の部分も汗止めのツボになります。
劇的に止まるという効果はありませんが、汗を拭くハンカチやタオルなどを持っていない際は、このツボを強めに押して引かない汗を止めてみましょう。
暑がり向けの引かない汗の対処法②クールタイプの汗拭きシートを使う
引かない汗の対処法、2つ目の方法はクールタイプの汗拭きシートを使う事です。こちらはアイテムを使う方法ですが、何も使わない対処法よりも引かない汗に効果的です。
夏場には欠かせない汗拭きシートですが、この中でも特にクール感の強いタイプを選ぶといいでしょう。ミント成分など、引かない汗に効く清涼感のあるものを選んでください。
汗拭きシートを使うと、肌の表面にかいた汗を拭き取るだけでなくひんやりとした効果により体そのものもクールダウンできます。外出時は持ち歩くのもおすすめです。
暑がり向けの引かない汗の対処法③シャワージェルを使う
引かない汗の対処法、3つ目の方法はシャワージェルを使う方法です。シャワージェルとは、シャワーと一緒に使う冷感成分の入ったジェルです。
使い方は簡単で、全身にジェルを塗ったらあとはシャワーで洗い流すだけです。すると冷感成分が働き、体のほてりを解消してくれるので引かない汗も抑えられます。
おすすめは、出かける前に使う事です。このタイミングで使用すれば、汗をかきやすい外出先でも全身の汗を抑えられますよ!クール感もお好みで選べるので、使いやすいタイプを選ぶといいでしょう。