今回は、「ローストビーフがダイエットに効果的な理由」をテーマに、メリット・デメリットも併せて紹介していきます。また、おすすめのローストビーフのレシピやカロリー、糖質についても説明していくので、ローストビーフについての知識を深めてみて下さい。
ローストビーフのダイエット効果とは?
ローストビーフのダイエット効果①カロリーや糖質が低い
ローストビーフのダイエット効果1つ目は、カロリーが低いというものです。ローストビーフは、ご存じの方も多いと思いますが、赤身肉を使用して作ります。赤身肉は、他の部位に比べて圧倒的に脂肪分が少ないので、それだけダイエットに向いている食材である事は明らかです。
その為、ローストビーフは100gあたり約200kcalとステーキなど牛肉を使用した料理の約半分のカロリーしかないので、それだけダイエット中でも安心してお肉が食べれるという意味でもおすすめなんです。また、糖質に関しても100gあたり0.9gの糖質量ですので、糖質制限ダイエットにも最適と言えます。
ローストビーフのダイエット効果②たんぱく質が豊富
ローストビーフのダイエット効果2つ目は、たんぱく質が豊富という事です。ローストビーフの原料となる赤身肉には、多くのたんぱく質が含まれており、肉類の中でもトップクラスを誇ります。ダイエット向きの肉としても有名な鶏のささ身肉や豚のひれ肉と同等のたんぱく質を含んでいるという意味でもおすすめなんです。
ダイエット中には、体重×1.5倍のたんぱく質の摂取が理想とされていますので、ローストビーフのような高たんぱく質の食材を取り入れる事により、手軽にたんぱく質の摂取が出来るというのもおすすめのポイントです。そうする事により、ダイエット時のトレーニング効果を効率的に結果を得る事ができます。
ローストビーフのダイエット効果③鉄分不足を解消する
ローストビーフのダイエット効果3つ目は、鉄分不足を解消してくれるというものです。ダイエット中というのは、普段よりも食事制限をする事が多いという事もあり、鉄分不足に陥ってしまう事も少なくありません。牛肉には、鉄分が豊富に含まれていますので、ダイエット中に陥りがちな貧血解消にもおすすめです。
ローストビーフダイエットのメリット・デメリットは?
メリット①低カロリーでカロリーオーバーになりにくい
ローストビーフダイエットのメリット1つ目は、カロリーオーバーになりにくいというものです。ローストビーフは、冷めた状態で食べる事が多い事もあり、赤身肉を使用する事が多いというのも事実です。また、調理する際に油を使用しないので、カロリーを抑えながらおいしくダイエットできるという意味でもおすすめです。
メリット②低糖質でも腹持ちが良いので空腹感を抑えてくれる
ローストビーフダイエットのメリット2つ目は、少量でも腹持ちが良いので、空腹感を抑える事ができるというものです。たんぱく質が豊富なローストビーフですので、消化するにも時間が掛かるという事もあり、間食する時間を少なくできるというメリットがあります。
デメリット①ソースに含まれる野菜の糖質がダイエットの大敵になる事もある
ローストビーフダイエットのデメリット1つ目は、ソースに含まれる野菜などの糖質がダイエットの大敵となる事も多いというものです。ローストビーフの作り方を見てみると、ニンニクや玉ねぎといった野菜を多く使ったソースがたっぷりと使われているものの方がおいしく食べる事ができます。
また、ニンニクは食欲増進作用がありますので、この作用のせいで食欲を抑える事が出来なくなってしまえば、元も子もありません。その為、なるべくソースは少なめにするという事は、肝に銘じておきましょう。
デメリット②低カロリーでも食べ過ぎると太りやすくなるのもデメリット
ローストビーフダイエットのデメリット2つ目は、食べ過ぎると太りやすくなるという事です。赤身肉に豊富に含まれているたんぱく質は、過剰摂取により太りやすくなってしまう懸念があります。その為、カロリーが低いからと食べ過ぎを防止するというのは、大事なポイントになります。
ダイエットにおすすめのローストビーフレシピは?
レシピ①簡単にできるレンジで作る作り方
低カロリーの赤身肉ですが、ソースの付けすぎはダイエットの大敵です。その為、夕食時に食べる際には、ソース自体を省いても良いと思います。また、夜というのは仕事で遅くなった時にも電子レンジであれば簡単にできるので、作り方を工夫して時短で作れる方法を模索するというのは大事なポイントです。
材料
牛もも肉 450g
玉ねぎ 1/2個
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ1
赤ワイン・水 大さじ1
作り方
牛もも肉にオリーブオイルを塗り、玉ねぎの薄切りを肉に貼り付けて30分寝かせる
肉に塩コショウをして、小麦粉大さじ2を振る
フライパンにオリーブオイルを敷き、強めの中火で表面の焦げ目をつける
耐熱皿に移して、両面600W2分ずつ電子レンジにかける
肉の表面が硬くなり、温かかったらOK
肉を焼いた後の肉汁を利用して、玉ねぎと調味料を炒める
肉とソースをポリ袋に入れて冷ましたら完成
レシピ②炊飯器で簡単ローストビーフレシピ
ローストビーフがどうしても夜に食べたい場合には、夕食に間に合うように前日に作って冷蔵庫に入れておいても良いでしょう。夜、帰宅して切り分ければすぐに食べる事もできますし、夕食時であっても食べ方を工夫すればダイエット中であっても効果的に食べる事も可能です。
材料
牛もも肉 700-800g
サラダオイル 大さじ1
赤ワイン 100㏄
醤油 100㏄
にんにく 少々
ローリエ 1枚
作り方
肉の表面にフォークで穴を複数あけて、フライパンにサラダオイルを引いて表面に焦げ目をつける
ジップロックに肉と醤油、赤ワイン、ローリエ、ニンニクを入れて空気を抜いて、しっかりと口を閉める
炊飯器の底に耐熱皿を敷いて、ジップロックを入れて浸るまで熱湯を入れる
さらに上に皿を入れて、炊飯器の蓋を閉めてから2時間保温する
2時間後、釜ごと取り出してそのままの状態で冷めるまで待つ
肉が冷めたら切り分けて、サラダなどと盛り付けて完成
ぜひ、夜にローストビーフを食べる際には、付け合わせにもこだわってみて下さい。
ローストビーフのダイエット効果を高める方法は?
夕食以外にローストビーフを食べる
ローストビーフのダイエット効果を高める方法1つ目は、夕食以外にローストビーフを取り入れた食事を摂るという事です。ローストビーフには、脂肪代謝を高めてくれる成分も配合されているので、朝食や昼食で食べる事で効果的に脂肪代謝を促す事が期待できるのです。
お肉は、朝からは重いと感じている人も多いかと思いますが、あっさりとした食べ応えですので、案外スッキリ食べる事が出来るという意味でも食べやすいかと思います。
野菜と一緒に食べる
ローストビーフのダイエット効果を高める方法2つ目は、野菜と一緒に食べるという事です。ローストビーフに含まれている鉄分の吸収を高めるには、ビタミンCを豊富に含んでいる野菜と一緒に食べる事により、効果的にそのダイエット効果を発揮してくれると言えます。