梅雨の時期になると、髪が広がったりうねったりすることがありませんか？そんな時は髪が広がる原因を知って適切なヘアケアをすることが大切です。今回は、梅雨シーズンの髪の湿気対策やスタイリングのコツ、湿気対策におすすめのアイテムなどをご紹介します。
梅雨に髪が広がる原因とは？
①水分を吸収しやすい髪質
髪の毛は水分を吸収しやすい髪質と、吸収しにくい髪質に分かれます。水分を吸収しやすい髪質は、梅雨の時期になると湿気に影響を大きく受けてしまい、広がることやうねることが多くなります。くせ毛や猫っ毛の方の多くは、水分を吸収しやすい髪質です。
②外的要因によるダメージヘア
梅雨の時期に髪が広がる・うねる原因として、パーマやカラーなどによるダメージヘアであることも考えられます。髪表面のキューティクルは、乾いている時は閉じているため、髪の内部の成分や水分を保つ役割をします。それは空気中の水分を入り込ませないという役割もします。
つまりキューティクルが健康であれば、外部からの湿気や水分をブロックできます。しかし、ダメージヘアはキューティクルが傷ついたり、剥がれたりして、空気中の水分を髪の内部に取り込みやすい状態になっています。そのため、梅雨の時期になると広がることやうねることが多くなってしまいます。
梅雨の髪の湿気対策4選
①縮毛矯正をする
梅雨時期の髪の広がりは、縮毛矯正すると簡単に解決できます。広がりやすいくせ毛の方には有効な対策で、髪が広がるという悩みがなくなります。ただし、矯正後のヘアスタイルは変更するのが難しかったり、髪にダメージを与えたりすることがあります。全体的にゆるめに矯正したり、部分的に矯正したりするのもおすすめです。
②シャンプー＆トリートメントを変える
梅雨の時期は、シャンプーやトリートメントを変更するのも湿気対策になります。髪が広がるのは髪の毛が傷んでいることが原因な場合もあるため、ダメージヘア用やボリュームダウン効果のあるシャンプーやトリートメントに変えてみるのも良いでしょう。
くせ毛の種類や原因によるシャンプーの選び方や、おすすめのシャンプーやトリートメントなども解説されていますので、くせ毛に悩んでいる方はあわせてご覧ください。
③サロンでトリートメント
自宅でヘアケアをしても広がる・うねるという場合には、サロンでのトリートメントもおすすめです。髪に栄養を与え、湿気で髪が広がる原因のダメージヘアをケアして健康な状態へ導きます。髪表面のキューティクルが健康になると、広がることやうねることがなくなります。
④ヘアアレンジ
湿気で髪が広がる時には、ヘアアレンジするのもおすすめです。どんなにひどいくせ毛でも、編み込みを使ったアレンジをすれば、可愛くすっきりとまとまります。慣れないうちは、サイドやハーフアップから始めて、慣れてきたら複雑な編み込みにチャレンジするのも良いでしょう。
梅雨の髪のスタイリングのコツ4選
①毛束を少なめにとる
髪が広がる梅雨の時期は、しっかりしたスタイリングでセットする必要があります。髪の毛に熱を均一に与えることを意識して、毛束の量と幅を調整しましょう。毛束は3cm程度の幅を目安にして、毛量は薄めにとることを心がけると、髪へのダメージも軽減できます。
ヘアスタイリングのコツ①
毛束は3cm程度、薄めにとります。
アイロンは毛先に向かって、3～5秒間でゆっくり滑らせます。
カールアイロンは、巻き込んだ髪の毛に熱を与える時間を、3～5秒にします。
②熱をしっかり冷ます
スタイリングが終わったら、熱をしっかり冷ましましょう。綺麗にセットしても、熱が冷めないうちに髪の毛をほぐしたり、スタイリング剤をつけたりすると、セットのキープ力を落とす原因になります。温かい髪の毛はセットが崩れやすくなるので、しっかり冷ますことが大切です。ドライヤーの冷風を使うのもおすすめです。
ヘアスタイリングのコツ②
ヘアアイロンなどでスタイリングした後はしっかり冷まします。
ドライヤーの冷風をあてます。
③重めのスタイリング剤を使用
梅雨の時期には、重めのスタイリング剤を使用してセットするのがおすすめです。ヘアオイルやヘアクリームなどの重めのスタイリング剤で、まとまりが欲しいストレートには、毛先を中心に揉み込むように使用しましょう。カールの場合は、ヘアセットする前に髪の毛をまとめる目的で使用するのがおすすめです。
ヘアスタイリングのコツ③
ヘアオイルやヘアクリームを使用します。
ストレートは毛先に揉み込みます。
カールはアレンジ前に髪をまとめます。
④スプレーで固める
梅雨の時期の髪には、スプレーで固めるのも広がらないコツです。ストレートの仕上げにはソフト系のスプレーを使用して、硬め過ぎずに自然な仕上がりにするのがおすすめです。カールに使用する時には、ハード系スプレーを、散らしながら全体的に吹き付けるようにしましょう。
ヘアスタイリングのコツ④
ストレートヘアにはソフト系のスプレー
カールに使用する時は全体的に吹き付ける
梅雨のうねりや広がりを抑えるのは、ブローのやり方で変わってきます。
