香水は愛用している方も多いアイテムですが、どんな種類やどんなタイプがあるのか知らない方も多いはずです。今回は、香水の濃度や香りのタイプ、持続時間などを香水の種類ごとにまとめてみました。自分に合った香水を探してみましょう!

香水の種類とは?

①パルファム

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

パルファムというのは、香水の中でも最も香りが強く長持ちするのが特徴です。日本では好んで付ける人が少なく、比較的欧米で主流となっているタイプの香水です。パルファムの別名は「エクストレ」と呼ばれており、フランス語が語源です。

②オードパルファム

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

日本人にとって最もオーソドックスな種類の香水が、オードパルファムです。ブランドによっては「パルファンドトワレ」という呼び方をする事もあります。オードパルファムの違いは、パルファムに比べて香りが穏やかで、持続時間も少なめという点にあります。

③オードトワレ

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

オードパルファムよりも濃度が少なく、さらに持続時間が短いものをオードトワレと呼びます。初めて香水をつける方や、あまり香りを漂わせたくない方におすすめの種類です。

④オーデコロン

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

香水の種類の中でも最も軽いのがオーデコロンです。パルファムやオードパルファムと違い、アルコールの含有量が多いので早く香りが抜けます。香りをまとうというよりは、香りでリフレッシュしたい方におすすめの種類です。

練り香水という種類の香水もありますが、これはオーデコロンに分類されます。オーデコロンも練り香水も、香りの持続時間が短くふんわりと香るのが特徴です。練り香水は蜜蝋に香りを混ぜて、固形にしているのが特徴です。

初めて香水をつける場合、どんな付け方をすればいいのか分からない方が多いでしょう。

香水の種類とそれぞれの濃度・持続時間とは?

①パルファムの濃度・持続時間

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

パルファムの濃度は、15~30%と言われています。これは高い濃度であるため、香りがキツく持続時間も長いです。パルファムの持続時間は5時間~12時間と言われており、ブランドや種類によって香りが持続する時間に大きな差が生じます。

ただ、一度つければ半日程度もつタイプのパルファムが多いので、あまりつけ直さない方が多いです。レディースパルファムは、他の種類の香水と違って長い香りを楽しむことができます。そのため香水好きの方は、パルファムを選ぶことが多いですよ。ある程度香水に慣れてきた女性におすすめです。

②オードパルファムの濃度・持続時間

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

濃度が10~15%程度の香水をオードパルファムと呼びます。レディースパルファムと違い、濃度が薄いので柔らかな香りを楽しむことができます。初めて香水をつける女性や、あまりキツい香りが得意ではない女性におすすめの種類です。

レディースオードパルファムは、パルファムと違い濃度が低いですが持続時間は同程度です。種類やブランドにもよりますが、大体5時間~12時間程度持つので、パルファムと大差はありません。パルファムとの違いは、香りのキツさなので自分の好みに合わせてみるのがおすすめですよ。

③オードトワレの濃度・持続時間

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

香水初心者の女性におすすめなレディースオードトワレは、濃度が5~10%の香水を指します。濃度が低いので、柔らかくふんわりと香るのが特徴です。香水というよりも洗剤や柔軟剤に似た印象があります。オードトワレの持続時間はパルファムやオードパルファムと違い、2~5時間と短いのが特徴です。

短い時間しか持たないので、オードトワレはつけ直すのが一般的です。香りを長持ちさせたい方には不向きな種類ですが、ふんわりと香るので優しい印象にしたい方にはおすすめです。香水マニアの方は、オードトワレを好む方も多いので、意外と使い勝手の良い種類です。

④オーデコロンの濃度・持続時間

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

レディースオーデコロンは、香水の種類の中でも最も濃度が薄いものを指します。大体1~5%の濃度しかないので、他の香水との濃度の違いは一目瞭然です。濃度が薄くアルコール含有量が高いので、香りがすぐに飛ぶのが特徴です。

持続時間は1~2時間程度なので、香りを長持ちさせたい女性には向きません。ただ、洋服や身体全体にかけるなど様々な付け方ができるので、色々なシーンに対応してくれます。若い学生さんなどがつけていても違和感のない種類の香水です。

香水の時間における香りの種類とは?

①トップノート

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

香水には香りの段階があります。その最初の段階がトップノートです。ヘッドノートという呼び方もします。名前の通り、つけて最初に香る香りなので、はっきりとした香りが使われる傾向にあります。ただ、すぐに蒸発するので、つけてから1時間程度しか長持ちしません。自分だけが楽しめる香りという印象です。

トップノートの香りは、キツめで典型的な香水らしい香りであることが多いです。そのため、テスターなどで試した時にキツさを感じてしまう方が多いですが、じきに弱まり別の香りへと移っていくので、トップノートの香りだけで判断するのはおすすめできません。

②ミドルノート

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

トップノートの次に香るのがミドルノートです。ハートノートと呼ばれる事も多いです。トップノートとの違いは、香りの長持ちさです。つけてから1時間程度しか長持ちしないトップノートと違い、ミドルノートは3~4時間程度長持ちします。そのため、他人が感じる香りはこのミドルノートであることが多いです。

香水らしさを残しつつもふんわりと香るのが特徴なので、バランスがいいです。デートや人と会う場合は、その時間の1時間前に香水をつけると、ミドルノートがいい具合に香ってくれますよ。アルコールはすでに飛んでしまっているので、次の段階の香りへは穏やかに変化していきます。

③ラストノート

【初心者向け】香水の種類って?知っておきたい濃度と香りのタイプを解説!
(画像=『BELCY』より引用)

香水の香りの段階の中で、最後に香るのがラストノートです。ベースノートという別名があることから分かるように、トップノートやミドルノートの中にも混ざっています。つまり、ラストノートはトップノートとミドルノートが抜けた香りという事になります。

かなり柔らかい香りで、香水というよりもコロンのような印象が強い香りです。汗や体臭などと混ざりやすく、人によってラストノートには差が表れます。また、ミドルノートが消えた後数時間でなくなるので、ラストノート単体ではあまり長持ちしないと言えるでしょう。