必ずしも、スキル=資格ではない
世の中にはたくさんの検定や資格がありますね。
国家資格から趣味で気軽に取得できるものなど、様々です。
しかし、ご覧いただいた通り、必ずしも資格のことだけをスキルと呼ぶわけではありません。
スキルとは、日々の仕事でも身に付けることができるものも指すので、必要以上に不安になることはありません。
ただし、挑戦しようとしている業界や職種に関する資格があると選考が有利に進んだり、実際に働き始めてから資格手当が出る場合があります。
IT業界ならITパスポート、販売職なら販売士検定、住宅プランナーならキッチンスペシャリストなど、業界や職種によって資格は様々です。
もし転職までに勉強する余裕がありそうなら、ぜひ挑戦してみましょう。
一方で、資格であればなんでもいいというわけではありません。
一昔前は、「資格を取得していることが勉強している姿勢を示す」と言われていましたが、現在はそうとは言えません。
例えば、趣味で取得した検定を履歴書にずらりと記載しても、あまり意味はありません。
逆に「●●に興味があるようですが、その業界の仕事は探さなくていいのですか?」と聞かれる可能性も0ではありません。
今までの仕事や転職先に関連した資格でなければ、無理に書く必要はありません。
資格は、セブンレイヤーズモデルの最上位である「応用・専門技能」のレイヤーを可視化したものです。
ある意味スキルの可視化なので、必要に応じて取得するのが良いです。
なお、資格に関する情報は、他の記事でご紹介しています。
まとめ
いかがでしたか?日頃の仕事の中で身につけられるものも、『スキル』と呼ばれること、資格だけがスキルじゃないということがお分りいただけたかと思います。
繰り返しになりますが、転職を考えている方は、一度ご自身にどんなスキルが備わっているのかを、これまでの経験を振り返って書き出してみることをオススメします。セブンレイヤーズモデルは、ビジネスパーソンとしての成長に非常に役立つ考え方なので、ぜひこの機会に頭に入れておきましょう!
・スキルは、日頃の仕事でも身につけられる
・コアスキル(ビジネスの基礎能力)≒ポータブルスキル(各環境で通用する能力)
・資格だけがスキルではない
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