②酔った時の行動から見た本性と性格【泣く】
いわゆる泣き上戸と言われる酔った時の様子ですが、愚痴をはかれるのと同様にどうしたら良いのか分からなくなる厄介な酔い方で間違いありません。お酒を飲む度に泣いて泣きまくり、周囲の人間に迷惑をかけるなんてことも少なくない泣き上戸の人は自分に注目を集めようとしている本音が眠っています。
泣き上戸の中にはお酒によって気持ちが開放的になったために、人のおめでたいことや悲しいことなどに共感して泣いてしまう良い泣き上戸の人もいます。いつもお世話になっている人たちに普段伝えられないような感謝の念を泣きながら必死に伝えるというタイプもいますが、それ以外の泣き上戸は基本的に子どもっぽいところが目立つ性格をしており、泣いていることで他人の同情を集めます。泣いているうちに自分が世界で一番の不幸者と解釈する本音を持っている人もいるため、プライドの高い自尊心いっぱいの泣き上戸は非常に厄介な存在です。
③酔った時の行動から見た本性と性格【説教する】
飲みの席で良く見かけるのがこのタイプ。昭和時代の仕事の付き合いで飲みに行った席では良く見る光景でした。上司が部下に説教をする。それも真っ赤な顔をした情けない姿で…そんな酔った時に説教してしまう人の心理にはプライドが高くありながらもコンプレックスを抱えているタイプの人です。自信に能力がないことは知りつつも、本当の力を出していない自身の存在を認めない身近な他人たちに怒りMAXの本音が隠されています。
しかし、こういった漠然とした形のない不満はお酒が入っていないところでは誰に聞かせることもできません。酔っていない時は言ってはいけない言葉であり、行動だということを分かっていますが、酔った時に糸がプツンと切れることで心に溜まりに溜まっていた鬱憤が人に説教する形になって開放されているのです。言いたいことを言えず、息苦しい毎日を過ごしている人なので彼氏がこういったタイプの酔い方をする場合はあまり長く付き合いを続けられないかもしれません。
④酔った時の行動から見た本性と性格【何も変わらない】
酔った時にガラリと様子が変わる人もいれば、いくらお酒を飲んでも普段とさして変わらないという人ももちろん存在します。ちなみにこの普段と様子が変わらないという人は酒飲みの人に多いようです。
何も変わらないということは特別変な行動も起こさないということです。お酒の席で非常に優秀なこういったタイプは普段の心理でも特に不満や不安を抱えていることはないと言えます。酔っているのに、穏やかに行動している何も変わらないタイプの人は上手に自身の気持ちをコントロールすることも可能です。そのため、本能が活発になっても心に抱いている闇の心理がないため、そのままの性格で楽しくのんびりお酒を楽しんでいます。
⑤酔った時の行動から見た本性と性格【良く喋る】
酔った時に見られる様子は他にも明るい表情で良く喋ることなども挙げられます。上記で触れた酔った時の行動や性格は最悪と言えるものでしたが、こんなつい釣られて楽しくなってしまいそうな飲み方であれば厄介さを感じることもありません。
しかし、害はないながらも、普段寡黙でクール系のあまり多くを語らない人がこのような饒舌でニコニコとした笑顔になっている場合はやっぱり普段どんな心理を抱えているのかちょっと気になるところですよね。
酔った時に明るく楽しくお酒が飲める人でも実は普段の生活に窮屈さを感じている可能性があります。開放的になってプラスの方向に行動などが変わっていく場合は普段の生活でいつも緊張しており、常に誰かの気を遣ったり機嫌を取ったりということをしている証拠です。そんな明るく良く喋る人の本当の性格は真面目で几帳面、融通が利かず、誠実で硬派といったところでしょうか。日本人の典型的な姿とまで言えるほど普段の生活をきちっとまとめていることが多いため、羽目を外した時に本当の性格が出てしまうのです。