食器洗いは適当に洗ってももちろん洗えますが、それでは手間が余計にかかります。
基本は洗う順番があり、汚れの少ない食器や木の素材の食器などから、そして順番に汚れの酷いものへと洗っていきます。
このような順番で食器を洗っていくことによって、一度洗った食器にスポンジなどに付いた汚れを付けることなく、スムーズに全部の食器を洗えるのです。
洗う順番を考えることで時短や節約に繋がります
食器洗いを行なうときは、食器を洗う順番を考えて行なうと手間を減らせます。
食器の形や材質、汚れの程度を見て、洗う段取りを決めていきます。
まずは、壊れやすい素材のもの、汚れの軽いものから洗っていき、最後に一番汚れの酷い食器を洗います。
1.汚れが少なく割れやすいガラスの食器やグラス
2.水に浸けておくと痛みやすい木のお椀やお箸
3.油汚れのついていない食器
4.油汚れのついた食器
このような順番で食器を洗っていき、最初は汚れの少ないガラス類や木の素材の食器を洗います。
特に木の素材の食器は、長時間水に浸けておくと傷むので、使ったらできるだけ早く洗います。そのために木の素材の食器は、唐揚げなど汚れが沢山付きやすい食品には使わない方が良いでしょう。
汚れの少ない食器から洗うことで、汚れを他の食器などに広げることを防ぐことができるのです。
食器は重ねてしまうと裏側にも汚れが付いてしまい、洗うときも余計に手間がかかります。食器は重ねないようにして、油汚れやご飯粒の汚れなどと、汚れの種類ごとにシンクに運んでおけば、その後洗うのもわざわざ分ける必要もなく、手間がかからず楽です。
油汚れのある食器は予め拭き取っておきます
食器洗いを行なうときに、油汚れを広げないために、油の付いている食器は油を拭き取っておくというのは重要です。
油を拭き取るだけなら、キッチンペーパーはもちろん、古い新聞紙や使わない布などを使っても構いません。
または油が多いときは、ゴムベラを使うと一気に油を取れますので、1つ買って用意しておくと良いでしょう。集めた油はそのまま流さず、紙などで拭き取って、そのままゴミとして捨てます。
もちろん食器以外の油も拭き取っておき、フライパンなどで油を使ったら拭き取っておきます。ただ調理で使った場合の油は、調理後にすぐに拭き取ります。
そのままフライパンが冷めてしまうと、油が固まってしまい、なかなか取れなくなってしまいます。そのため、フライパンなどは使った後すぐに油を拭き取ります。
また、固まってこびりついた汚れなどは、洗う前に水に浸けておくと、汚れが柔らかくなって落としやすくなります。
ご飯粒や食べかすがこびりついた食器は、使った後はすぐに水に浸けておくと、洗うとき楽に汚れを落とせて手間がかかりません。水に浸けておくと、少しの洗剤でも汚れを落とせるので、洗剤の節約にもなります。