新潟県と長野県の県境に位置する妙高高原。日本百名山「妙高山」のすそ野に広がる美しい自然美の風景と、バラエティー豊かな温泉が魅力のエリアです。国立公園に指定されている妙高高原は、山があり森があり滝があり池がある豊かな自然の宝庫で、また泉質豊かな温泉の宝庫でもあります。今回は妙高高原の魅力をお伝えいたします。
自然の風景で癒される
妙高高原は、妙高山を中心とした豊かな自然溢れる場所です。
妙高山
妙高高原のシンボルでもある標高2,454mの妙高山は、越後富士とも呼ばれ古くから信仰の山として崇められてきました。
堂々たるその雄姿は、弥彦山とならぶ新潟県屈指の名峰であり、日本百名山にも選ばれています。
妙高高原スカイケーブル
新赤倉温泉から妙高山の中腹1,260mの山頂駅までを、11分で結んでいるゴンドラです。山頂駅周辺ではトレッキングなどが楽しめる他、レストランや展望デッキもあり、ゆっくりと山と木々の風景を堪能できます。
展望デッキからは、周りの雄大な山々の風景や妙高高原を一望する事ができます。
いもり池
妙高高原一のおすすめスポットです。池の平温泉にある周囲約500mの池で、昔いもりが多く生息していた事が名前の由来とされています。春はミズバショウの群生地として、初夏は新緑を、そして秋の紅葉と、四季折々に素敵な景観が楽しめる、妙高高原きっての景勝地です。
池の周りには遊歩道が整備されており、誰でも気軽に散策を楽しむ事ができます。妙高山の雄姿と水面に映る妙高山がとても素敵な景色です。絵画の創作や写真撮影のスポットとしても人気の場所です。
滝で癒される
周りを山々に囲まれた妙高高原周辺では、多くの滝の雄姿を見る事ができます。
苗名滝
日本の滝100選にも選ばれている、妙高高原を代表する必見スポットです。落差55mの名瀑は流れ落ちる水の豪快な様子から、別名「地震滝」とも呼ばれます。特に雪解け水によって水量が増す春先には、大轟音を響かせ水が流れ落ち、その姿は迫力満点です。
駐車場も整備されており、そこから徒歩15分程で滝の近くまで行く事ができます。滝の下流にかかる吊り橋からは、妙高高原の緑と空の青さを一望できます。
不動滝
赤倉温泉から関温泉に続く道中にある不動大滝。さらにその下にある不動滝は、落差が約20mあり、車窓からもその姿を目にする事ができます。滝壺の脇には、眼病に効くと言われる不動尊が祀られています。
大田切渓谷にある滝で、滝の姿と渓谷美がとても素敵な風景となっています。