動じない人の特徴となる方法をご紹介!
何か想定外のできごとやトラブルが起きても、慌てたり怒ったりせずに淡々と対処できる人と出会った経験はありませんか。
普通だったら、不安になってイライラしてしまうのが当たり前なのに、動じることなく解決している姿に憧れる人も多いことでしょう。
今回はそんな肝が据わっている動じない人の特徴や、なるための方法についてご紹介します。
「自分の性格では無理だ」なんてあきらめてしまう前に、人生をよりよく生きるヒントとなる「動じない」メソッドを、ぜひ試してみてくださいね。
動じない人の特徴とは?
動じない人にどんなイメージがありますか。例えば、自信がある、他人に何か言われてもどこ吹く風で取り組み続ける、リスクのあることでもやる、問題があっても冷静に対処している…などなど。
きっとこれまでの人生で出会った動じない人の姿が思い浮かぶことでしょう。そういった人はなぜ揺らがないのでしょうか?ここではまず「動じない人」とはどのような特徴があるのかについて確認します。
今思い出した「動じない人」と当てはめつつ読んでくださいね。
特徴①想像力がある
動じない人には柔軟な想像力があります。それを活かしていろいろな選択肢や最悪の状況、よくない結果を想定しているので、トラブルがあっても焦らないで対処できるのです。またそうやって、対応策をあらかじめ考えているため、自信があって常に落ち着いて見えます。
ですから、本当に考えていないことが起きたら慌てることもあるでしょう。それでも焦らない人は、動じない性格をしているか、他の特徴も持ち合わせているからです。
特徴②自分のことをよくわかっている
動じない人は、自分自身をよく理解しているという特徴もあります。これまでの人生での経験によって自分の性格や「こういったときは自分はこんな反応をする・行動をする」ということをわかっているのです。
ですから、それが弱点ならば克服するようにしていますし、直せないのならそんなときの対処法を自分の中で持っています。そのため、冷静で落ち着いていると思われているわけですね。つまり客観的に自分をみて、整理することが大切なのです。
特徴③アンガーマネジメントができる
「動じない人だな」と思われる人は怒りをあらわにすることがあまりありません。カッとなって衝動的なことはしないのです。ですが別に怒りの感情がないわけではなく、その場で感情的にならないようアンガーマネジメントをしているのです。
「怒って怒鳴りちらしそうになったら6秒数える」、「自分の怒りを点数化して一度冷静になる」など、自分なりの怒りを落ち着かせる方法を1つ持つことで、肝の据わった動じない人に一歩近づけるでしょう。
特徴④マイペース
動じない人はマイペースな性格をしています。他人の目や他人の反応を気にせずに、自分に合ったやり方や効率のよいペースを崩さないのです。ブレない芯があるとも言えます。そのため納期が迫っていたり、予期せぬ障害や問題があっても余裕があるように見えるのです。
生来の性格でそういった場合もありますが、意識的に自分のやっていることと他人を切り離している人もいます。「他人は他人、自分は自分」と心がけて動じない人になっているというわけですね。
特徴⑤落ち着く方法を持っている
動じない人は自分を落ち着ける方法を持っているというのも特徴です。動じない人は緊張したり、慌てたり、不安なそぶりは見せませんよね。もちろん元々の性格でそういうタイプだという人もいますが、落ち着くための方法を自分で工夫しているからという人もいるのです。
「深呼吸する」「一旦その場から離れる」「イライラしたらガムを噛む」など、自分にあった落ち着く方法を探してみましょう。すぐには冷静になれなくても、何回も繰り返すうちに自然とスイッチが入るようになるはずですよ。
動じない人の心理
動じない人のいろいろな特徴について見てきました。性格や性質というのもありますが、意識して改善する方法を試したりして、周りから「動じない人」と思われているケースもあるというのが、おわかりいただけたことでしょう。
これまでの人生でつちかってきた自分の性格を変えることは難しいですよね。ただ、どういった心理をしているのか理解することで、真似をしたり参考にしたりすることはできるはずです。ここではそんな動じない人の心理についてまとめました。
心理①焦らない
他人の評価を気にしておらず、焦りにくい性格をしているのも動じない人の特徴といえます。あるいは焦ると解決が遠のくということをよく理解し、意識的に焦らないようにしている場合もあるでしょう。
焦ると冷静な判断できず、また適切な解決方法もわかずに、やみくもに行動してしまい、さらにミスを重ねてしまうこともありますよね。ですが動じない人は焦らないので、何かトラブルがあっても、全体像を把握し、物事を整理してから解決に乗り出せるのです。
心理②期待していない
何事にも期待していないというのも、動じない人にあてはまる特徴です。期待とはよい状態や結果を予測し、待ち望むことです。
ですが「きっと○○をやってくれるだろう」「おそらく○○のようになるだろう」と期待していると、そうならなかったときに腹が立ったり、落ち込んだりしてしまいますよね。
「動じている」という状態になってしまっているのです。ですが動じない人は自分の望む状況や結果だけでなく、さまざまな選択肢や結末を考えているので期待しないのです。
心理③気持ちの切り替えが上手
動じない人というと、人生で何が起きても感情の揺れがなく、慌てず騒がすに対応していると想像してしまいますが、気持ちの切り替えが上手だという場合もあります。
実はイライラしたり、不安になったりはしているのですが、そういった気持ちを引きずらずに前向きに物事に対処していけるため、「動じない人」に見えているパターンです。
性格的にどうしても焦ってしまう、怒りを感じてしまうという人が動じない人を目指すには、気持ちの切り替えを意識するのもよい方法かもしれませんね。
心理④自信がある
これまでの人生で自分がやってきたことや積み上げてきた成果に自信があるから、動じないということもあるでしょう。自信のない人は、他人の意見を自分の指標にしていて、いつもびくびくして不安げです。
そんな姿は動じない人とは程遠いですよね。自信がある人は外的要因で自分の信念がブレないので、何が起きてもどんな状況に置かれても恐れずに判断し行動できます。そういった強い姿勢が「動じない人」という評価につながっているのでしょう。