火口観光の注意
阿蘇山の火口観光で注意してほしいのが、火山ガスが常時発生しているということです。そのため、「喘息・気管支疾患・心臓疾患・体調不良」に当てはまる方は、火口見学は禁止されています。
また、上の写真のパトランプで、現在の火山ガスの発生状況が分かります。筆者夫婦が訪れた際は、最初は青ランプでしたが、30分後くらいには赤ランプまで行き、火口見学が規制されてしまいました。火山ガスが激しくなると、元気な方でも咳が止まらなくなるのでマスクをもっていくのがお勧めです。
途中で火口見学が規制されてしまった場合
公園道路の料金所を通る際、このようなピンク色の紙をもらえます。これは、規制がかかった時に、解除された場合、当日に限りもう一度入場ができる券となります。レシートも一緒に必要なので、捨てないようにしましょう。
阿蘇山・火口が見られる2つのポイント
阿蘇山の火口を見学できるのはAゾーン、B-1ゾーン、B-2ゾーン、Cゾーン、Dゾーンと5つのゾーンがありますが、筆者お勧め見学ゾーンは以下2つです。また、規制されている区域は危険なので、入らないようにしましょう。
B-2ゾーン
B-2ゾーンは火口が一番ダイナミックに見える場所で、ここが火口見学の中心ポイントとなります。火山ガスが雲のようにモクモクと発生しているのが分かります。
※B-2ゾーンの奥には、旧火口を見学できるB-1ゾーンがあるのですが、2019年1月現在は規制され、立ち入り禁止となっていました。
火山活動が落ち着いている際は、このようにエメラルドブルーの温泉のような、綺麗な火口を望むことができます。まさに絶景ですね。
筆者夫婦が訪れた際は、火山活動が活発だったので、煙が立ち込めていました。写真は火山の斜面から煙が出ている様子です。そのときその瞬間で、火山活動の様子は変わります。まさに地球が生きていることを実感する瞬間です。
B-2ゾーンはかなり火口に近いので、火山ガスには特にお気を付けください。筆者夫婦は、10分くらいこの場所にいたら、急に咳が止まらなくなってしまい、慌てて次に紹介するDゾーンへ避難しました。
Dゾーン
Dゾーンは、火口を上から眺めることができるポイントです。B-2ゾーンで少し体調が悪くなった場合は、こちらに退避するといいでしょう(ただし症状が深刻な場合は、勿論ただちに下山してくださいね)。
展望台もあるので、中岳の火口だけでなく、写真のように綺麗な阿蘇山(烏帽子岳)を眺めることができます。
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