7位:屈斜路湖
北海道ではサロマ湖に次ぐ2番目に大きい湖で、カルデラ湖としては日本最大の大きさを誇る淡水湖。湖畔からは日本一の大きさを誇る中島に遮られ、全貌を見ることができないほど大きな湖です。
周辺は火山地帯となっているため温泉も多く湧いています。屈斜路湖の湖底からもお湯が湧いており、湖岸を掘るとお湯が出てくる「砂湯」が人気です。ベンチのある場所で砂を掘ると、自分だけの天然足湯の出来上がり!夏場は、水着を着て野天風呂を楽しむ人の姿も見られます。
8位:オンネトー
北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。
他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳(めあかんだけ・上写真左)と阿寒富士(上写真右)を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。
周囲には木道も整備されているので散策が楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。
9位:神の子池
神さまからの贈り物と称されている神の子(かみのこ)池。世界第2位の透明度を誇る摩周湖(神の湖)の伏流水が溜まってできたと言われています。池の周囲220m・水深5mの小さな池ですが、伏流水は12,000t/日も湧き出ており、水底まではっきりと見ることができます。
水質を守るため池の外周には木道が配されています。木道の上からでも、水底に沈んでいる倒木や、日本では北海道にしか生息していないオショロコマが泳ぐ姿を見ることができます。水温が年間を通して8℃前後と低いため、水の中でも倒木が腐ることなく化石のように悠久の時を超えているのだそうです。
神の子池へ向かう山道入口は看板が出ているのでわかりやすいと思いますが、かなり凸凹のある約2kmほどの砂利道は驚くほどの悪路です!それだけ人里離れた山奥にあるからこそ、神秘的な青さをたたえているとも言えますが、熊の出没など万一に備えて暗くなる前には観賞を終えることをおすすめします。冬期は除雪されませんので雪解けを待ってくださいね。
10位:サロマ湖
北見市、佐呂間町、湧別町の3つの町にまたがる、北海道で最も大きな湖。全国でも滋賀県の琵琶湖、茨城県の霞ヶ浦に次ぐ3番目の大きさを誇り、東西に長く伸びた砂州が湖とオホーツク海とを隔てます。また夕日の名所として名高く、湖面一面がオレンジ色に染まる光景は、思わず息を飲む美しさです。
湖の周囲の見所のひとつが、北海道遺産の「ワッカ原生花園」です。オホーツク海とサロマ湖を隔てる長さ20kmの砂州に広がる日本最大の海岸草原で、300種類以上もの草花が咲き誇ります。
11位:大湯沼
日和山の噴火活動によってできたひょうたんの形をした湯沼は、周囲1km、深さ22m。モクモクと湯煙があがり、辺りは硫黄の匂いに包まれています。
広大な湯沼の底からは130度の硫黄泉が激しく噴出しており、看板には「中州に入ると埋ります」と恐ろしい一言が・・・。今は行われていませんが、昔はここから硫黄を採掘していたそうです。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2022年4月時点)を元に算出しています。
提供・トリップノート
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