知育オタクの私、筋トレ奮闘中の夫、元気すぎる娘、元野良のにゃんこの3人+1匹家族。お掃除大好き!いつでも人を呼べる家を目指して、毎日せっせと断捨離と掃除に取り組んでいます!
子どもの預かり先がないとき、ちょっと息抜きをしたいときなど、多くの場面で活躍するベビーシッター。忙しいママやパパにとって頼もしい存在ですが、「なにかトラブルになったらどうしよう」と利用をためらっている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、よくあるトラブル例や事前にできる対策をご紹介します!
事前にチェック!ベビーシッター関連のよくあるトラブル
ひとくちにトラブルといっても、その内容はさまざま。まずは、ベビーシッターを利用するなかでよく見受けられるケースをみてみましょう。
子どもが怪我をした
ベビーシッター関連でとくに多いのは、子どもの怪我に関するトラブルです。怪我を100%防ぐのは難しいとはいえ、保護者としては「目を離していたのでは?」「予防できたのでは?」とモヤモヤしてしまうもの。また、最近は子どもが虐待の被害にあう報道が増えているため、傷跡を見て不安を感じるママも多いことでしょう。
おもちゃや家具が壊れていた
自宅での預かりを希望した場合、家の中のものを壊されてしまうことがあります。たとえ故意でなくても、大事なものなら悲しみが一層深まるはず。金銭的な問題だけでなく、気持ちの面でもダメージを負ってしまいます。
貴重品が無くなっていた
子どもと2人きりになる状況を悪用され、「留守番を頼んだら金品が無くなっていた…」というトラブルも。また、「貴重品の場所が移動している」「引き出しの中を探られた形跡がある」といったケースもあります。
厳しすぎるしつけ
体罰は論外ですが、ベビーシッターによる暴言や放置も大きな問題です。こうした言動は、たとえしつけの一環でも虐待に該当する可能性があります。子どもにとって、精神的な苦痛を感じてしまうでしょう。
金銭面の認識の相違
「送迎を頼んだら、距離による追加料金を請求された」「家事をお願いしたら別料金だと言われた」など、追加料金について意見が食い違うことも珍しくありません。そのほか、スタッフの指名料や時間外料金などの基本料金に含まれない項目は、契約時に見落としやすいため注意が必要です。
サービス内容の認識の相違
ベビーシッターのサービスは、派遣会社や個人の契約によってルールが定められています。そのため、いざとなって「対応できない」と告げられてしまうことも。たとえば、「病児保育に対応していないと知らず、当日に熱があると伝えると断られた」「上の子も預かってもらおうと思ったら、子どもの人数に制限があった」といったケースが挙げられます。
その結果、予定していたサービスを受けられないだけでなく、キャンセル料が発生する可能性も。金銭問題に繋がりやすいトラブル例といえるでしょう。
これで安心◎トラブルを防ぐための対策
こうしたトラブルを防ぐには、事前にしっかりと対策をしておくことが大切です。以下のポイントを抑えておき、上手にベビーシッターを活用しましょう!
重要事項をまとめておく
アレルギーの有無などの重要事項は、事前にリストアップしておきましょう。それを契約時に提示し、預かり時はすぐに確認できる場所に置いておくとベスト。1度まとめておけば、ベビーシッターの担当者が変わったときや、保育園の一時預かりの際にも活用できますよ。
預かる前に健康状態をチェックする
子どもの怪我は日常茶飯事のこと。そのため、ベビーシッターの利用後に怪我を見つけたものの、「預かってもらう前からあった傷かも…」と指摘をためらうママもいます。また、子どもは体調の変化が起こりやすい傾向があります。預かってもらう前に、怪我の有無や体調をチェックしておきましょう。
自宅内のルールを決めておく
入ってほしくない部屋は、ドアに「入室禁止」の張り紙をする、外側から鍵をかけておくなどの対策をしておきましょう。また、貴重品は身につけておくか、金庫に保管しておくと安心です。そのほか、子どもに触れてほしくないものなどは、一か所にまとめたうえで「ここには触らないで」と伝えておきましょう。
想定している利用シーンを挙げておく
予想外の追加料金を発生させないためにも、利用シーンをあらかじめ想定しておきましょう。たとえば、残業の可能性がある方は時間外料金を調べておく、鍵を渡しておく予定なら鍵の預かり料を聞いておく、など。利用シーンをいくつかリストアップしておき、契約前に料金シミュレーションをしてもらうのもいいですね。
さらに、現在だけでなく今後のビジョンもイメージしておくこともポイントです。「入園後は園までの送迎をお願いしたい」と考えているなら、送迎に関する距離や交通手段、追加料金のルールを。子どもが成長したら家事も依頼したいと考えているなら、家事の対応の可否や料金の変更の有無などを確認しておきましょう。
自宅以外で預かってもらうという手も
自宅に他人を招き入れることに抵抗がある方は、預かり場所を指定するのも1つの手段です。公園や児童館など、自宅以外の場所で預かってもらうよう依頼してみましょう。
ただし、天候や時間帯によっては室外の行動が難しいケースも。また、子どもの年齢や機嫌によって、長時間の外出が厳しい場合もあります。最初の数回は自宅以外を指定し、信頼できると感じたら自宅での預かりを任せるなど、状況に応じて切り替えるといいでしょう。
保険の加入状況を聞いておく
ベビーシッターの派遣会社が保険に加入している場合、対人・対物賠償事故に対する補償を受けることができます。なかには、ベビーシッター本人の過失によるものだけでなく、「子どもがベビーシッターの服を破いてしまった」「子どもが投げたおもちゃがベビーシッターに当たって怪我をさせた」というケースまで補償対象になることも。加入している保険の種類は会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
基本はすべて書面に記録しておく
伝え忘れや聞き漏れ、「言った」「聞いてない」という食い違いを防ぐため、伝達事項はすべて書面に記録しておくとベター。契約前の説明だけでなく、当日に伝えておきたいこともメモしておきましょう。保育を終えたあとの報告書も書面で残してもらえれば、あとで振り返りやすくなりますよ。
パパも面談に同席してもらう
ベビーシッターと契約前の面談をする際は、パパや母親などの第三者に同席してもらうのがオススメ。自分以外の視点からの意見をもらえるうえ、「しっかりとチェックされている」とベビーシッターの気が引き締まります。