好きなことを仕事にするポイントは「失敗を恐れない」
しかし大手ジム3店舗ほど契約してみると、一日中移動ばかりで、効率が悪いことに気づいたMiyakoさん。30歳を機に「今だ!」と決意し、2022年2月に思いきって自身で女性専用パーソナルトレーニングジムを開業しました。経営者になると思うとつい気張ってしまいそうですが、「プレッシャーは全くない」のだそう。
「離婚を経験して、『なるようにしかならないでしょ』と思えるようになりました。実際に、なんとかなるっていうことがここまで実証されてきてますし。でも、離婚するまではここまで図太くはなかったです。むしろ結婚していたときは『一生楽に暮らしていこう』くらいに思ってましたから(笑)。
やはり一人になって、子どもを守らないと、という気持ちがあるから強くなったんじゃないかな。でも、もともと自分で何かやってみたいという願望はどこかにあったと思います。今の生活の方が、断然楽しいですよ」
シングルマザーになって以来、トレーニングジムを開業するに至るまで、たくさんのチャレンジや修行を乗り越えてきているはずなのに、Miyakoさんの話す様子は終始とても明るい印象。その原動力について聞いてみると、「やりたいことと仕事がイコールになっていること」が大きいと言います。
「これ違うなと思ったら、すぐ辞めます。そもそもトレーナーの仕事はお金儲けとは考えていなくて、全部好きなことの延長なんです。とにかく楽しく笑って生きていきたい。
好きなことを仕事にするポイントは、失敗を恐れないこと。とりあえずやってみて、もし失敗したら、そのときできる仕事をすればいいんです。日本人の美徳の意識に『苦労しているとカッコいい』みたいなこともありますけど、愚痴言いながら働くなんてつまらないじゃないですか。私はどんなときも、自分の心が清くいられる方に行きたいって思います」
なるほど、自分の気持ちに正直でいることがMiyakoさんの源であり、体だけでなく心も健康的なキレイを保つための秘訣(ひけつ)なのかもしれません。
夢は女性専用の中規模ジムの開業
Miyakoさんの直近の夢は、中規模なトレーニングジムをオープンすることなのだとか。いま現在経営している「MintGym」は女性専用のパーソナルジムですが…。
「私が周囲に聞いた範囲では、実は女性がジムを辞める理由の上位って『男性に見られるから』なんです。せっかく頑張ろうと思ってジムに入ったのに、マッチョ達に見られたり話しかけられたりすることで辞めちゃうのはもったいない! だからそれをなくすために、女性専用の会員制ジムを作りたいと思っています」
男性の視線…筆者も激しく共感します……! そもそも初心者にとってジム内はアウェイそのものに感じられます。ちょっと筋トレし慣れた異性の目線が来るだけで、緊張したり恥ずかしくなったりすることも多いんですよね。
楽しく体づくりを
聞けば自身のYouTubeでも「つらいダイエットをしている女性に、楽しく体づくりをしていこう」と発信しているそう。
どこまでも、健康的なキレイを目指す女性の味方であるMiyakoさん。今食べないダイエットで苦しんでいたり、自分磨きに前向きになれなかったりしているなら、彼女の動画で勇気づけられるかも。
強さのメソッドを感じて、心身共にキレイを目指したいですね。
<文/関由佳> 関由佳 筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitter/ブログ
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