ヨガマットは一度買ってしまうとなかなか買い替えのタイミングがなく、はじめて買った時から同じものを使っている人も多いのでは?
ヨガマットはヨガの練習精度を上げてくれ、怪我からも守ってくれるお守りのような存在。
今使っているマットに少しでも飽きを感じたり、他のマットに興味があるなら、思い切ってこのタイミングでマットを変えてみてはいかがでしょうか?
ここでは【2022年度版】絶対後悔しないヨガマットの選び方を紹介します。
ヨガマットを使うべき理由は?
そもそも「ヨガマットを持っていない」という人もいるかもしれませんが、ヨガをするならヨガマットはマストアイテム!
もちろんヨガをしない人でもあらゆる運動で役立つので、一枚は持っておいて損はありません。
ヨガマットを持つべき理由は大きく5つ。
- 手首や足首、膝などの関節を運動時の衝撃から守ってくれる
- 運動時のスリップ(汗などによる手足の滑り)から体を守ってくれる
- 防音対策になり、運動時にできる床の汚れや傷を守ってくれる
- 気分をガラリと変えてくれ、集中力を高めてくれる
- 運動時の騒音や衝撃を軽減してくれる
ヨガに限らず、どんな宅トレでも手首や足首は痛めやすいもの。
ジャンプをするような動きは特に関節に負担をかけるので、マットの上で行った方が安全です。
また、床がフローリングの場合は汗や靴下で滑って怪我をする恐れも。
マットがあればそれを防げます。
さらに運動時に床に傷をつけてしまうリスクや、衝撃・騒音も減らしてくれます。
最近のものはなんと室内で縄跳びをしても、その上で行えば防音可能というヨガマットも登場しているのです。
何より、マットを一枚引くだけで、一瞬で異空間にやってきた気分になります。
宅トレは集中力が続かず難しいという意見もありますが、マットの上だけは異空間・マットの上だけは集中、と決めておくだけでエクササイズやヨガの練習の質が上がります。
スタジオでマットをレンタルしている人も、自宅にはマイマットを持っておくことで、練習の習慣も身に付きますよ。
ヨガマットを今こそ選び直すべき理由は3つ
ヨガマットは一度購入すると長く使えるので、なかなか買い換えない人が多いと思います。
それはとってもエコで良いこと。
しかし、最新のヨガマットは、とにかく機能性に優れていておしゃれ!
しかも、金額や素材にも進化が見られます。
以前はヨガブランドのヨガマットを買おうと思うと、1万円以上の高価格なものはかりで、ノーブランドのマットだと数千円で買えるけれど、独特のビニールやゴムのような匂いがする、など、不満がありました。
デザインも黒やブルーなど「ただのマット」ばかり。
でもここ数年で、ヨガマットは著しく進化していて「リーズナブルだけどおしゃれで高性能!」が叶っています。
しかもヨガブランドやスポーツブランドだけでなく、アパレルブランドからもマットが続々発売されています!
このタイミングでヨガマットを選び直した方が、ヨガの練習がこれまで以上に楽しくなる可能性が高いのです。
ここからポイントを3つ紹介します。
素材が進化している!
かつて価格でヨガマットを選んでいた場合や、ホームセンター・スポーツ用品店などで購入していた場合、ほとんどのマットは「PVC(ポリ塩化ビニル)素材」だったと思います。
クッション性とコスパは全く問題ないのですが、水洗いできず、プラスチックの匂いや謎のべたつきがなかなか取れないというデメリットがありました。
しかも処分方法がよくわからない!
自治体によって異なる上、PVCは燃やすとダイオキシンなど有害ガスが出るという話も、聞いたことがあると思います。
最近の焼却炉は高温処理のため、PVCを燃やしてもガスが出ないという話もありますが、実際のところはよくわかりません。
いずれにせよ、処分するには小さくカットするなどの工夫も必要です。
ところが、ここ数年で登場したTPE(熱可塑性エラストマー)という素材なら、軽くて匂いがほとんどなく、水拭きも可能。処分も100%リサイクルできますし、仮に焼却しても有害物質が発生しないことがわかっています。
TPEはクッション性も高く、足裏や手のひらなど、触れる部分がとても気持ちが良いので、ヨガをする度にリラックスする効果も。
他にも井草(畳素材)やコルクなど自然素材のマットも増えてきていますので、お気に入りの一枚が見つかりやすくなっています。
大きめサイズが続々登場している
かつてのヨガマットは横幅60×170というのが主流でしたが、ここ数年は男性などのヨガ人口も増えているため、60×175、60×180、65×175、 65×180など少し大きめサイズが主流になりつつあります。
これまでポーズによっては手足が出てしまうことがあった人も、175cmクラスのヨガマットがあれば安心ですし、男性には180cmサイズもおすすめです。
大きめのマットは素材によっては少し重いものもあるかもしれませんが、手脚がはみ出ることを気にせずヨガできるのは、集中力や心地よさの維持にもつながります。
デザインが進化している
昔のヨガマットはシンプルなものが多かったと思いますが、最近はリバーシブルタイプで気分によって色が変えられるものや、ヨガポーズがプリントされたもの、まるでタペストリーにもなるおしゃれデザインがプリントされたものや、ポーズを取る際の手足の置き場所がガイドされているものなどさまざまなものがあります。
さらに収納も「丸める」だけでなく「四つ折り」にしてカバンに入れるタイプや、お風呂の蓋のように長方形に「折り畳む」ことができて、収納時は腰掛けられるタイプのものなどさまざま。
これまでのシンプルなヨガマットも悪くないですが、自分の部屋や用途など目的に応じてマットを選ぶと気分が上がるのではないでしょうか。