【3】霞城公園(かじょうこうえん)
山形駅から10分弱で到着する霞城公園。市街地のほぼ中央に位置し、最上義光公の居城だった霞ヶ城跡を整備した公園です。春には、約1,500本もの桜が咲き競い、大勢の観光客が訪れます。
平成3年には、二の丸東大手門が復元され、近年では、映画やCMの撮影も行われているそうです。実際にお殿様が歩いていても不思議に思えないような光景です。
【4】山形市郷土館(旧済生館本館)
昭和41年に国の重要文化財に指定されている旧済生館本館は、明治11年に、県立病院と医学校を併設された済生館として誕生しました。現在は、山形市の郷土館となっています。建物は、擬洋風建築の傑作といわれており、外観の洋風な雰囲気は異彩を放っています。
館内に入ると、中庭をぐるりと囲むように配された各部屋が存在し、現代の感覚から見ても、最新かつ特異な建築物だったのが想像できます。内部には、済生館本館の資料をはじめ、医療関係の器具などが展示されています。
【5】七日町御殿堰(なのかまちごてんぜき)
今から約400年前、馬見ヶ崎川が、大雨のたびに町内に被害をもたらしたことから、当時の山形城主だった鳥居忠政が、馬見ヶ崎川の大工事を行いました。いくつかの堰を設け、そこから町へ向け、網目状に水路を作りました。その山形五堰の一つ、御殿堰はお城の濠を満たすため、城を目指して東から西へと流れていたそうです。
その後水質汚染などもありましたが、七日町御殿堰再開発商業施設として整備され、カフェやそば処などを併設した和モダンな親水空間となっています。
【6】山形県立博物館
マンガ『釣りキチ三平 平成版』にも登場する総合博物館で、地学や考古から、歴史、民俗にいたるまで様々な分野の資料展示が行われており見ごたえがあります。国宝に指定されている日本最大の土偶「縄文の女神」や、太古の「ヤマガタダイカイギュウ」の化石などを見学できます。
最後に
本記事では、見どころたくさんの山形を市内の歩ける範囲に絞り、河川以外は雨の日や雪の日でも散策できるスポットを選んでみました。県内の観光スポットおよび山形県のお土産については、下記の関連記事をご覧ください。
提供・トリップノート
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