アムステルダム中央駅や国立美術館をはじめとするオランダの観光スポットを、トリップノートの7万6千人の旅行好きトラベラー会員(2022年4月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!
1位:アムステルダム中央駅(アムステルダム)
アムステルダムの玄関口となっている駅です。赤レンガ造りの駅舎を中心に街や運河が扇形に広がり、ここを拠点に、電車やトラム、バスなど様々な交通機関が利用できます。
建築様式は違いますが、東京駅のモデルとも言われているアムステルダム中央駅は、2006年に姉妹駅の関係も結んでいます。
交通機関を利用する予定はない場合でも、アムステルダムを訪れたら一度は目にしておきたい美しい駅です。
2位:アムステルダム国立美術館(アムステルダム)
中世・ルネッサンス期から現代までの芸術作品を所蔵し、レンブラントの『夜警』やフェルメールの『牛乳を注ぐ女』をはじめとする名画が揃う、オランダ最大の美術館です。チケット売り場には長蛇の列が出来ていることも多く、チケットを事前に購入して訪れることをおすすめします。
赤茶色をしたレンガの建物の外観は1位のアムステルダム中央駅とどことなく似ていますが、それもそのはず。実は設計者が同じなんですよ。
3位:飾り窓地区(アムステルダム)
アムステルダムのど真ん中にある、歴史ある売春合法地区。中央駅や王宮や花市場などの観光スポットとも隣接しており、夜でも子連れの観光客もいるほど、不思議といかがわしさは感じない場所です。
夜になると赤いランプがともった細い疎水の脇に、セクシーな装いでガラス窓の中から客引きをするお姉さまたちをみることができます。
4位:アンネ・フランクの家(アムステルダム)
小説『アンネの日記』で有名なアンネ・フランク一家がゲシュタポに発見され、アウシュビッツの強制収容所に送られるまでの2年間を過ごした隠れ家が、博物館として公開されています。
本棚の裏にある隠れ家への階段などを当時のままに保存しており、昔読んだアンネの本の世界が実際にここにあったのかと思うと感慨深いものがあります。
世界中から多くの人が訪れるため、ゲートの前はかなりの行列!旅程が決まったらチケットはオンラインで予約するのがオススメです。
5位:ゴッホ美術館(アムステルダム)
2位にランクインした国立美術館の近くにある、オランダ出身の画家であるゴッホの専門美術館。油絵だけで200点、素描は550点もの作品が所蔵されています。
日本語のマルチメディアガイドが用意されているので、説明を聞きながら絵を見ると、よりゴッホの作品を深く知ることができるでしょう。
6位:キンデルダイク
オランダといえばやっぱり見ておきたいのが、風車のある風景。現在でも国内に1,000基を超える風車があると言われていますが、一度に19基とオランダで最大規模の風車網が見られるスポットが「キンデルダイク」です。
湿地帯から水を汲み上げるポンプの動力源として18世紀に建設されたもので、1997年には世界遺産に登録されています。
4〜9月には風車の前を流れる運河の遊覧ボートも運行されており、運河沿いに並ぶ風車群を、気持ちのいい風に吹かれながら船から眺めるのもおすすめ。時期によっては風車の内部を見学することもできます。
7位:アイ・アムステルダム サイン(アムステルダム)
アムステルダム国立美術館のすぐ近くにあるオブジェ。アムステルダムに住む人、来る人、関わる全ての人がアムステルダムを表現する存在であるというメッセージだそうです。
背景として美術館の建物が写るので、アムステルダムらしい写真が撮れる人気のフォトスポット。
なお、同じオブジェがスキポール空港のロビー中央入り口を出たところにも置かれています。
7位:運河クルーズ(アムステルダム)
街中に運河が張り巡らされた水の都アムステルダムでは、運河クルーズも楽しみの一つ。1位の中央駅周辺に、クルーズを運行する会社がたくさんあります。
各社で様々なコースが設定されていますが、主要な運河を巡る定番コースは1時間コース(€16/¥1,940)からあるので、予算やコースによって選ぶと良いでしょう。
運河沿いには教会やレンガ造りの建物などが建ち並び、昼ももちろん素敵な景色を楽しめますが、おすすめは建物の灯りが点り始める夜。世界遺産にも登録されているアムステルダム運河地区の、うっとりするような夜景を船の上から楽しむことができます。
9位:ダム広場(アムステルダム)
アムステルダムのおへそとか、心臓と呼ばれるダム広場。アムステル川を堰止め、ダムが建設された場所で、ここから街が発展していった歴史のスタート地点。「アムステルダム」という、都市名の由来もこの地です。
広場は王宮や新教会など、歴史的建造物に囲まれ、中央には白い戦没者慰霊塔が建ち、レストランやホテルも建ち並ぶ賑やかな場所となっています。
10位:ザーンセ・スカンス
アムステルダムから日帰りで訪れることができる、風車村として知られる「ザーンセ・スカンス」。ザーン川の河岸に位置するこの街は、オランダの伝統的な家や風車を残しており、まるで街全体が博物館のようです。
レンガ敷きの小道に、グリーンの壁と白い窓枠の可愛らしい家々が連なり、ザーン川沿いには4基の古い風車が並ぶ光景は、おとぎの国に迷い込んだよう。多くの観光客をとりこにする理由がわかりますね。
チーズや木靴の工房にお土産店に美術館など、観光地として街を楽しめ、まさに日本人が想像するオランダらしい雰囲気が感じられる場所です。