怖くて面白い洋画ホラーの世界を楽しんでみませんか?この記事では洋画ホラーの中でも、特におすすめできる怖い作品をご紹介していきます。ただ怖いだけではなく、ストーリーも楽しめる、手に汗握る怖い作品を集めたので、ホラー好きの方はもちろん、そうでない方も必見です。
ホラー映画の主な種類
ホラー映画と一口で言っても、その実様々な種類があります。まずは、ホラー映画に分類される作品のジャンルを細分化してご紹介します。
スプラッターホラー
血飛沫の上がるスプラッターホラーです。ホラー映画の中でも特に見る人を選ぶジャンルで、時に内臓が飛び出るというような直接的な表現もあります。グロテスクな描写が見られるのが特徴です。
なお、スプラッターホラーという名称は1980年代以降に使われるようになった表現で、それ以前は「ゴア映画」との呼ばれ方が主流でした。
サイコホラー
サイコパスと呼ばれるような猟奇的殺人犯や凶悪な人物が恐ろしい凶行を見せるサイコホラーです。元はサイコロジカルホラーといい、これはつまり心理的なホラー映画を意味しています。
突然恐怖が襲ったりすることで、心理的に怖がらせるような描写が多くみられるのが特徴です。主に幽霊が登場するようなホラーとはまた異なり、人間の怖さに重きを置いた映画のジャンルです。
サスペンスホラー
犯人がわからない状態で物語が進む恐怖を描いた作品が、サスペンスホラーです。犯人がわかるにつれて、観客の感じる不安感が恐怖に近づくとサスペンスホラーと呼ばれるようになります。
一方、犯人が最初からわかっている状態で謎解きをしていくのもサスペンスに分類されるため、あらかじめ誰が凶行に及んでいるのかわかっていても恐怖感を煽るような演出がなされている場合、その映画はサスペンスホラーと言えます。
オカルトホラー
怪奇現象や心霊、怨霊や悪魔などが登場するオカルトホラーです。超常現象的なものを題材にしているのが特徴で、人間の怖さではなく幽霊など得体の知れないものが引き起こす恐怖を体感できます。
洋画編・ホラー映画おすすめ3選【スプラッター】
ホラー映画のジャンルについてチェックしたところで、次は実際にジャンル別のおすすめ映画をご紹介します。まずはスプラッターホラーの中でも特におすすめの3作品をご紹介します。グロテスクな描写が好きな方は必見です。
怖いおすすめ映画①グリーン・インフェルノ
カニバリズムの習俗がある原住民によって巻き起こされる悲惨な光景が描かれた作品、グリーン・インフェルノです。
鬼才イーライ・ロス監督による2013年の作品で、1981年製作のルッジェロ・デオダート監督による「食人族」をヒントにして制作されました。
主要キャスト
ロレンツァ・イッツォ/アリエル・レヴィ/ニコラス・マルティネス/ダリル・サバラ/カービー・ブリス・ブラントン/マグダ・アパノヴィッチ/アーロン・バーンズ/イグナシア・アラマンド/スカイ・フェレイラ/リチャード・バージ/マティアス・ロペス/レイモーン・ラオ/アントニエータ・パリ
あらすじ＆見どころ
環境活動を行うサークルに所属する大学生たちは、森林伐採の不正を明るみにするためアマゾンを訪れます。しかしそこでの過激な活動が問題視され、彼らは強制送還されることが決まるのでした。
しかしその帰り道、飛行機に故障が起こりジャングルに墜落してしまいます。爆発から生き延びた彼らを待ち受けていたのは、人間を食べる習俗を持つ食人族たちでした。
一族に捕らえられたメンバーたちは、一人、また一人と彼らの儀式の生贄となり、その身体を残虐に解体され食べられてしまいます。
怖いおすすめ映画②SAW
ジェームズ・ワンの長編映画デビュー作でもあるSAWです。彼はリー・ワネルと共に脚本の執筆も務めました。SAWはシリーズ化されていますが、この作品は第1作目にあたります。
主要キャスト
ケイリー・エルウィス/リー・ワネル/ダニー・グローヴァー/ケン・レオン/ディナ・メイヤー/モニカ・ポッター/マッケンジー・ヴェガ
あらすじ＆見どころ
二人の男は老朽化した巨大なバスルームで目を覚まします。互いに面識のない彼らでしたが、ここであるゲームを強要されることになるのでした。それは、「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というものです。
しかし、誰がどんな目的でこのような状況を作り出したのかはわかりません。一方、同じ犯人が他の人間のこともカミソリワイヤーを巡らせた密室に閉じ込めたり、顎を砕くヘッドギアを使ったゲームに参加させていたことが明らかになっていきます。
怖いおすすめ映画③マーターズ
2008年に公開されたカナダのスプラッターホラー映画「マーターズ」です。パスカル・ロジェ監督による残酷なホラームービーで、70年代初頭のカナダが舞台となった作品です。
主要キャスト
モルジャーナ・アラウィ/ミレーヌ・ジャンパノイ/カトリーヌ・ベジャン/ロバート・トゥーパン/パトリシア・テューレーン/ジュリエット・ゴスラン/グザヴィエ・ドラン/ジャン＝マリー・モンスレー
あらすじ＆見どころ
少女リュシーは、何者かによって拉致監禁され、長い間虐待を受け続けていました。ある日自力で逃亡に成功した彼女は、傷だらけのまま発見されます。
その後養護施設に入ってしばらくは心を閉ざしていましたが、年の近い少女アンナには心を開いていました。それから15年の月日が経ち、リュシーは自身を監禁していた相手を発見します。そして、猟銃を片手に犯人の家を再び訪れることとなるのでした。