アイスは太るからダイエット中は食べない!と決めている人も多いのではないでしょうか。しかし、太らない・太りにくいアイスの食べ方や選び方があるんですよ。そこで今回は、炭水化物や脂質が低く太らないアイスについてや、アイスを食べても太りにくい食べ方などについてご紹介します。

アイスを食べても太らない・太りにくい理由とは?

アイスを食べても太らない・太りにくい理由①炭水化物が少なめ

アイスを食べても太らない・太りにくい理由の1つ目は、炭水化物が少なめだからです。最近では、糖質制限ダイエットや、血糖値を急激にあげないための食べる順ダイエットなどが話題になることが多いですが、これらのダイエット法は、どちらも炭水化物(糖質)に注目したダイエット法なんです。

糖質を摂取すると血糖値が上がりますが、血糖値は上がりすぎると体に害を与えてしまいます。そのため、血糖値が上がりすぎないように、私たちの体は糖分を脂肪などに変えてしまいます。つまり、糖質をとって血糖値が急上昇すると、太る原因になると言うことです。

ケーキなどの小麦粉を使ったお菓子には、糖質のかたまりとも言える炭水化物が含まれているので糖質量が多いため太るのですが、アイスには炭水化物は含まれていないので、比較的糖質が少なめです。そのため、アイスを食べても、炭水化物が含まれたほかのお菓子を食べるより、太ることに繋がりにくいのです。

アイスを食べても太らない・太りにくい理由②体が冷えて脂肪がもえる

アイスを食べても太らない・太りにくい理由の2つ目は、体が冷えて脂肪が燃えるからです。体のメカニズムとして、人間の体は、冷えを感じると脂肪を燃やして体を温めようとします。そのため、夏よりも冬の方が脂肪の燃焼がしやすいと言われているのです。

そのため、アイスを食べて体が冷えると、脂肪の燃焼効率が高まる効果が期待できます。しかし、アイスを食べて脂肪の燃焼効率が上がると言っても微々たるものです。アイスを食べて摂取したカロリーを帳消しにするくらいの脂肪燃焼効果は期待できません。

つまり、ほかのお菓子を食べるよりはアイスを食べたほうが太りにくいという程度の話だと言えるでしょう。また、体温を下げるために頻繁にアイスを食べるのは逆効果となります。普段よりも体温が低いからこそ脂肪が燃えやすくなるのであって、アイスの食べすぎで通常の体温自体が低ければ、代謝が下がり太る原因になります。

太らない・太りにくいアイスの食べ方は?ポイント3つ

太らない・太りにくアイスの食べ方①お腹ペコペコの時のアイスは太る

太らない・太りにくいアイスの食べ方の1つ目は、『お腹ペコペコの時のアイスは太る』です。お腹のなかに何も入っていなくて、お腹がペコペコの状態のときに、アイスを食べるのは太るのでNGです。アイスを食べるなら、ある程度お腹に物が入っている食後などのタイミングにしてください。

お腹がペコペコの状態で、いきなりアイスなどの甘いものや炭水化物などの糖質をとると、血糖値が急上昇してしまいます。血糖値が急激に上がると、脂肪を蓄えてしまう原因になるのでやめましょう。

食事で緩やかに血糖値をあげてからアイスを食べるようにすれば、血糖値が急に上がることもなく、お腹がペコペコのときに食べるよりも太りにくくなります。食事中から食べる順に気をつけて、血糖値を緩やかに上昇させるよう心がければより効果的です。

太らない・太りにくアイスの食べ方②筋トレの前後に分けて食べる

太らない・太りにくいアイスの食べ方の2つ目は、『筋トレの前後に分けて食べる』です。日常的に筋トレをしている人は、筋トレの前後に分けてアイスを食べることで、アイスを食べても太りにくくなります。

太る原因でもある糖質は、エネルギーの元にもなる大切なものです。筋トレの前に糖質を摂取することで、アイスの糖質が筋トレのためのエネルギーに変換され、脂肪としては蓄えられないので太りにくくなります。

また、筋トレ後にアイスを食べることで、脂肪になりづらいだけでなく筋トレの効果を最大限に引き出せる効果も期待できます。筋トレ後にプロテインを飲むといいというのは聞いたことのある人も多いでしょうが、それにプラス糖質を少し摂ることで、より筋トレの効果がアップしやすいのです。

太らない・太りにくアイスの食べ方③午前中かおやつに食べる

太らない・太りにくいアイスの食べ方の3つ目は、『午前中かおやつに食べる』です。なぜ午前中かおやつにアイスを食べるといいのか、それぞれ説明していきますね。まず、午前中にアイスを食べるといいのは、午前中にアイスなどの甘いものを食べることで、1日の食欲を抑えられる効果が期待できるからです。

そして、おやつの時間にアイスを食べると太りにくいのは、おやつの時間帯が1日のうちで最も代謝のいい時間帯だからです。代謝が良くなっている時間にアイスを食べることで、アイスの糖質は運動するためのエネルギーに変換されやすくなり、結果太りにくくなる効果が期待できるのです。

もちろん、ダイエットのためにはアイスを食べるタイミング以外にも大切なことがたくさんあります。

ダイエット中に食べたいアイス6選|アイスクリーム・ラクトアイス

ダイエット中に食べたいアイスクリーム・ラクトアイス①ハーゲンダッツ

食べても太らない・太りにくいアイスクリームやラクトアイスの1つ目は、ハーゲンダッツです。ここでは、ハーゲンダッツのバニラ味についてご紹介します。

ハーゲンダッツはアイスの中でもアイスクリームに分類されるアイスです。ハーゲンダッツのバニラ味は、1カップでのカロリーは244キロカロリーとなっています。カロリーとしては低くはありませんが、ハーゲンダッツのバニラ味は糖質の含まれている量が少ないのが特徴です。

だいたい糖質の量が20gまでのアイスであれば太りにくいと言えるのですが、ハーゲンダッツのバニラ味に含まれる糖質は19.9gとなっています。アイスを食べる時にはハーゲンダッツで贅沢な気分になりたい人も多い中で、ハーゲンダッツに含まれている糖質が少ないというのは嬉しいですね。

ダイエット中に食べたいアイスクリーム・ラクトアイス②パルム

太らない・太りにくいアイスクリームやラクトアイスの2つ目は、パルムです。パルムは外にチョコレートがコーティングされたアイスクリームで、チョコレート好きの人にはたまらないアイスです。

そんなパルムは、単品販売のものが1本でカロリーが237キロカロリー、糖質量は21.4gとなっています。糖質が20gを少し超えてしまいますが、ダイエット中にたまに食べるおやつになら、少し贅沢してもいいのではないでしょうか。

ちなみに、パルムの6本入りの箱タイプでは、1本あたるのカロリーが145キロカロリー、糖質量が12.8gとなっています。しっかり少量の糖質にこだわりたい場合は、箱で買っておくのもおすすめです。

ダイエット中に食べたいアイスクリーム・ラクトアイス③SUNAO

太らない・太りにくいアイスクリームやラクトアイスの3つ目は、SUNAOです。SUNAOのアイスにはソフトタイプやモナカタイプ、カップタイプがありますが、その全てが糖質をカットしたアイスとなっています。その中でも今回は、カップのバニラ味の情報をご紹介します。

SUNAOのカップのバニラ味は、カロリーが80キロカロリー、糖質量が7.6gとなっています。糖質20g以下のアイスであれば太りにくいという基準から考えても、驚くほど低い糖質量となっています。

ダイエット中に食べたいアイスクリーム・ラクトアイス④やさしい糖質生活

太らない・太りにくいアイスクリームやラクトアイスの4つ目は、やさしい糖質生活アイスです。やさしい糖質生活アイスは、シャトレーゼで販売されているアイスです。糖質カットに特化したアイスで、食べても太りにくいことが期待できます。

やさしい糖質生活アイスのバニラ味は、1カップで78キロカロリー、糖質量は6.75gとなっています。ほかのアイスと比べても、その糖質の低さは一目瞭然なので、太りたくないけどアイスが食べたい!という時には、シャトレーゼを頼ってみてはいかがでしょうか。

ダイエット中に食べたいアイスクリーム・ラクトアイス⑤レディボーデン

太らない・太りにくいアイスクリームやラクトアイスの5つ目は、レディボーデンです。レディボーデンといえばパイントをイメージする人も多いかと思いますが、今回はカップタイプの大人のひとときシリーズについてご紹介します。

大人のひとときシリーズのバニラ味は、1カップで129キロカロリー、糖質量が12.5gとなっています。糖質カットを意識しているアイスではありませんが、かなり糖質が低めなので太りにいアイスといえます。また、カロリーも低めなので、カロリーを気にしている人にもおすすめです。

ダイエット中に食べたいアイスクリーム・ラクトアイス⑥kiri

太らない・太りにくいアイスクリームやラクトアイスの6つ目は、kiriのクリームチーズアイスです。コンビニでも購入できるアイスで、濃厚なチーズの味が人気のアイスとなっています。

kiriのクリームチーズアイスは、1本で139キロカロリー、糖質量は16.5gとなっています。カロリーが低いことももちろんですが、糖質も低めのアイスなので、ダイエット中に食べても太りにくいアイスと言えます。

低脂質!食べても太らない・太りにくいアイス4選|氷菓

低脂質!太らない・太りにくい氷菓①ガリガリ君

太らない・太りにくい氷菓の1つ目は、ガリガリ君です。氷菓は、アイスクリームやラクトアイスよりもカロリーが低めで脂質が低いので、太りにくいアイスの種類です。氷菓の中でも有名なガリガリ君のソーダ味は、カロリーが低いだけでなく、糖質・脂質も低めなので太らないアイスと言えます。

ガリガリ君のソーダ味は、1本で69キロカロリー、糖質は18.1g、脂質は0gとなっています。ガリガリ君のソーダ味はカロリーも低く糖質や脂質もさほどないので、ダイエット中に冷たいものが食べたくなった時にはおすすめのアイスです。

低脂質!太らない・太りにくい氷菓②ガツン、とみかん

太らない・太りにくい氷菓の2つ目は、ガツン、とみかんです。ガツンとみかんは、みかん味の氷菓の中にみかんの果肉が入っているアイスで、さっぱりした味が人気のアイスです。

ガツンとみかんは、1本で75キロカロリー、糖質量は19.6g、脂質は0gとなっています。ちなみに、ガツンとみかんのマルチタイプは、1本47キロカロリー、糖質量12.1g、脂質は0gとなっています。

低脂質!太らない・太りにくい氷菓③アイスボックス

太らない・太りにくい氷菓の3つ目は、アイスボックスです。最近では、アイスボックスのグレープフルーツ味に炭酸水を入れて飲むと美味しいと話題になりましたが、アイスボックスはダイエット中にもとてもオススメの氷菓なんです。

アイスボックス1個では、カロリーは13キロカロリー、糖質量は3.2g、脂質は0gとなっています。ほかのアイスと比べても、ダントツでカロリーが低く、糖質量も少ないです。

低脂質!太らない・太りにくい氷菓④Dole

太らない・太りにくい氷菓の4つ目は、Doleのもりだくさんフルーツです。フルーツジュースで有名なDoleのアイスで、マルチパックとなっています。マルチパックなので1つ1つの大きさは小さめで、1つ食べても太りにくいです。

Doleもりだくさんフルーツのオレンジ味とアップル味は、ともにカロリーが29キロカロリー、糖質量が7.2g、脂質は0gとなっています。カロリーと糖質の両方が低いので、アイスが食べたいけど太りたくない時にはおすすめです。

また、最近はチョコミント味のアイスが大人気となっています。