イスラエル在住経験のある筆者が、大阪でイスラエル料理を提供する飲食店の中で特に有名な3店をまとめました。それぞれの特徴や魅力を紹介します。「イスラエル」や「イスラエル料理」の解説もあります。

イスラエルはこんな国

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
(画像=gauchan.xyz トリップノートより引用)

「イスラエル/Israel」は、中東地域で地中海に面した小さな国。四国ほどの広さの土地に、神奈川県と同じくらいの人口を有しています。縦に細長い地形で、西側がほとんど地中海に面しているため、「海の国」といった印象も強いです。

首都は「エルサレム/Jerusalem」とイスラエルは主張していますが(国際的な見解と異なる)、実際には、地中海側の「テルアビブ/Tel Aviv」が日本の東京のように機能しています。

テルアビブで毎年6月に開催される「テルアビブ・ゲイ・プライド/Tel Aviv Gay Pride」は国際的にも注目されており、イスラエルで最大級のイベントです。

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
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イスラエル料理の概要

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
(画像=gauchan.xyz トリップノートより引用)

「イスラエル料理は無い」という見解が存在します。イスラエルは移民が集まってできた国なので、母国料理が外国料理になるという構造があるためです。イスラエル発祥の料理ではないという意味で「イスラエル料理は無い」と言われます(イスラエル発祥の食べ物もありますが)。

ただし、現代のイスラエルで食される定番料理をイスラエル料理と呼ぶことは不可能ではないです。

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
(画像=gauchan.xyz トリップノートより引用)

イスラエル料理として最もよく名前が挙がるのが、「フムス/Hummus」と「ファラフェル/Falafel」。フムスはひよこ豆のペーストで、ファラフェルはひよこ豆のコロッケ(のような揚げ物)です。

しかしながら、フムスもファラフェルもイスラエル発祥ではなく、「中東料理」「地中海料理」「レバント料理/地中海&中東料理」としても認識されています。周辺国でもポピュラーで、フムスもファラフェルを母国料理とする国はイスラエルだけではないです(パレスチナ、レバノン、シリア、ヨルダン、エジプトetc)。

大阪の三大イスラエル料理店

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
(画像=gauchan.xyz トリップノートより引用)

イスラエル料理(またはそれに該当する中東・地中海・レバント料理)を提供するお店は意外とあるのですが、「イスラエル料理店」として営業しているお店は限られています。この記事では、中でも代表的な3店を厳選して紹介します。

1.ルディーズ・クラブ・デリシャス/Rudy’s Club Delicious @梅田

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
(画像=gauchan.xyz トリップノートより引用)
イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
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関西で最も有名なイスラエル料理店と言ってよいかもしれません。大阪の新宿「梅田」にある「大阪駅前第3ビル」の地下2階にあります。物件自体がディープな飲み屋街として紹介されることもあり、大阪の穴場の飲み屋という側面もあります。

ルディーズ・クラブ・デリシャスは、レストランというよりは大衆酒場/バーといった雰囲気。イスラエル料理は本格的で、フムスやファラフェルなど、本場なみのクオリティで提供されています。イスラエルのビールやリキュールも揃っています。

イスラエル料理を大阪で食べるならこの3店
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