展示スペースは2階になります。ワインの歴史はさることながら、皇族をはじめ多くの著名人の名が記された芳名帳や帳簿の資料が公開されており、当時の国の関心をうかがうことができます。また宮光園主屋の修理中に発見された、35mm映画フィルムの映像が公開されています。大正時代のブドウの栽培や、ワイン醸造の様子を動画で見られる貴重な資料です。
創業当時に造られたボトルやラベルも見ることができ、当時のワインの位置づけを知ることができます。滋養強壮剤としてもうたわれていたワイン、高麗人参やキニーネ、鉄分が入った薬用ワインはどんな味がするのでしょうか。
気軽に見学!「シャトーメルシャンワイン資料館」
宮光園の道向かいにあるのが、宮崎第二醸造場です。県指定文化財で、現在はシャトーメルシャンワイン資料館として公開されています。こちらは無料で自由に見学することができます。
明治から大正初期の醸造にかかわる用具が展示されており、水車で動かしていた破砕機を見ることができます。ひとシーズンで大八車300台分ものブドウが運ばれていたというのだから驚きです。ほとんどが人力なので、収穫時期には相当な賑わいがあったことが想像できます。
ギャラリー&ショップで試飲も
ワイン資料館の向かいには、シャトーメルシャンのギャラリーとショップがあります。こちらでは有料でワインの試飲ができ、もちろん気に入ったボトルがあれば購入も可能です。ブドウとワインの歴史と文化を巡ったあとで飲むワインは、味により一層の深みと奥行きが感じられるかもしれません。
提供・トリップノート
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